噂を聞きました。
NHKの子供番組「おかあさんといっしょ」に、神田山陽が出ていると。
知人の3歳になるお嬢ちゃんが、その様子を真似て小さな机を提げて「かんださんよう」と言ったと。ピタゴラスィッチとか、アルゴリズム体操とかいうコーナーもあって、どれもとても面白いのだと。


それで・・・見ました(^^v


ヒトコトで言います。

感動した!
   (x_x)☆\(-_-メ)ツマンナイヒトノ コトバナンカ マネスルンジャナイノ


これで、日本の未来は明るいと、思いました。
ゆとり教育の見直しがやっと行われるようですが、この番組を見て育った世代になると、今、落ち続けている各課目の世界ランクは、また上がるであろうと思いました。
あるいは情操教育というものが行き届いて、少年犯罪が減るのではなかろうか、と。


大げさじゃなくて、ホンマですって。


得意科目(--;が、国語だったからでしょうか。
斎藤孝監修(教育論全般についてはともかく、国語教育に関しては超同感!)の「にほんごであそぼ」は、とくにカンドーものでした。
そのコーナーの中に、小錦(コニちゃん)、野村萬斎、神田山陽がでているのです。

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◆12月28日の「にほんごであそぼ」から◆

①コニちゃんは、言うのです。
    ひんがしの のに かぎろひの たつみえて 
    かえりみすれば つきかたぶきぬ

  きょへぇぇぇ! 柿本人麻呂ぉぉぉ・・・「万葉集」(^^vvv 
  なんだかわからないが、超ウレシー!の気分。
 (実は、この番組を見るのは2度め。過日は若山牧水の
  短歌でした。
  「幾山河越えさり行かば寂しさの・・・」
  学芸会風チルチルミチル仕立てで、姉と弟がコニちゃん
  を探しに。カワイイ~ッと、絶叫。心の中で)

②野村萬斎と子供が、睡蓮の葉っぱの上で、言うのです。

    るりり。りりり
  ああ、なんとのどかな光景でしょう。
  るりり、りりり
  原典が後で出ました。草野新平。
  そ、そうか、そうだったのか。
 (この間は「柿山伏」をアレンジして、「柿食へば・・・」と
  あの名句を紹介。
  ぬぁかぬぁかでござる、でござりました。)

③「ワタクシは岩手県遠野に住む、××××です」と、
  登場したおばあちゃんが、「アメニモマケズ」
  暗誦しました。
  ところどころ、詩の言葉と変わっています。
  でも、その地の言葉です。
  この詩はこのように濁音の多いやわらかい発音で、
  宮沢賢治の中に湧いたのだ、と知りました。
  えがったですぅ。


④神田山陽は、ことわざのコーナーに。
  最初に見たときの
「勝って兜の緒を締めよ」
  
のインパクトの強かったこと。小さな机を画板のように
  首から提げて背中に日傘で、あの勢いの早口ですから。

 子どもが飽きないように、それぞれのコーナーの時間はごく短い。
 それぞれの魂の入り方(笑)が、大人の番組の何倍も、という感じ。


理科系の方は、佐藤雅彦監修のピタゴラスィッチやアルゴリズム体操に感動、いや冷静に感心されるでありましょう。
音楽系の方は、ゆうがたクィンテットの音に、うっとりされるでありましょう。
体育系の方は、ケイン・コスギの、からだであそぼ、に・・・しつこい!っつうの


NHK教育で平日の午後5時20分~6時までやっています。
百聞は一見にしかず(^^v
お時間のあるとき、騙されたと思って、
一度ご覧になってみてくださいませ。
決して損はさせません(x_x)☆\(-_-メ)バキ