◆3日目(2)タイ古典舞踊◆


川向こうにある、オリエンタルホテルのレストラン「サラ・リムナーム」でタイ古典舞踊を見る。

食事もおいしいと聞いていたが、まぁまぁというところ。期待しすぎたのかなぁ。
中心の演目は、「ラーマ・ヤナ」の有名な部分のようだ。

指先は違うけれど(上の画像は、結構似てる)、足運びは歌舞伎や狂言になんて近いのだろう。
タイ舞踊は指先の形を大事にするせいか、足運びは日本のほうがずっと完成度が高いんだな、なんて、つい、比べている。

お化粧と衣装は、宝塚、なんてね。
中心の演目の、金に宝石の衣装は、ワット・プラ・ケオ様式(爆)。
タイでは、建築の外壁の装飾と衣装がとても近いということですね。
をを、これはワタクシ的ハケーン!
日本は建築内部の文様と衣装の文様(どちらも伝統の様式において)がほとんど同じだから、それが普通かと思っていたが、全然違うじゃん! 文様っていうセコイものではなくて、素材が同じなんだ。
それは文化が未発達ということになるのか、タイ人は黄金と宝石に絶対的価値とともに絶対美(--;を見たということになるのか なぁんちゃって。

席が悪かったので、他の人の迷惑にならないように、窓際をツツツと移動して、正面近くで見る。
観客席は横に広いが奥行がないので、入り口ぎりぎりの後ろでもよく見える。堪能いたしましたです。

なんだ、Mは写真撮影に、私は観ることにリキ入ってたせいで、食事の印象が薄いのか ヾ( ̄o ̄;)オイオイ


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追伸  

◆タイ上流階級の結婚式&披露宴◆

この日、ホテルでは、朝から正装したタイ人が多かった。
午前10時前、ちょっと下見に行った「オーサーズ・ラウンジ」で、タイ式の結婚式をしていた。
出席者も新郎新婦も洋服だったが、椅子に座っている両親や祖父母や仲人(?)に、新郎新婦がひざまずいてプレゼントをするところだった。

スパから戻ってきたら、ベンツから黄色いイヴニングドレスの若い女性が降りた。をを! イヴニングドレスが品よく板についてます。
船着場から渡ろうとして、あのリバーサイドのレストランを横切ったら、立食式の披露宴。ここがタイであることを忘れるような、正装の似合う人たちが談笑していました。
午前中は結婚式、お昼は世界的に有名な(らしい)ここのフレンチレストランで第一次披露宴だったんだろう、と、ワタクシ、下世話な想像。

タイの上流階級の結婚式は、今も少なくてもまる一日は、やるんですね。


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