◆2日目 バンコク市内観光(1)◆
夜12時にホテルに着いて、翌日7時15分から市内観光なんて、すごいスケジュールだ。だけどMは、土地鑑がないから旅行会社のサービスオプションで行くという。
ツアは9人だったが、ホテルグレードアップ組2人2組の送迎も市内観光も別らしい。60代のお二人は何度もタイに来ていて、そんなに朝早いなら行かないということになり、私たち2人が翌日、市内観光で11人乗りのマイクロバスを独占することになった。超ラッキーでございます。
ホテルの客室にうっとりしていて(vol.3)、就寝は2時。
朝、起きました。ぎょえぇぇぇ、7時ぃぃぃぃ!
「モーニングコール、必要ですね」と、迎えの現地スタッフが何度か尋ね、そのたびに私たちは、はい、と答えたとですよ>c.ヒロシ
あんまりしっかり念を押すので、私は旅行会社からモーニングコールがあるのかと思ったくらい。Mは、このガイドさんがホテルにタイ語でモーニングコールを依頼するのだろうと思っていた。
どちらにしても、モーニングコールはなかった。
7時20分頃、現地ガイドさん(昨夜の人とは別)から、部屋に電話。
事情を話し、エレベーターで駆け下りる(--;
ガイドさんに、朝食がまだ、というと、ロビーで待ってますから食べてきてください、と言ってくれる。
いったんレストランに行ったが、また戻って、彼女に一緒に朝ご飯を食べましょう、と誘う。彼女は遠慮する。
モーニングコールは、旅行会社からではなくホテルからある予定のものだったというので、ホテルに責任をとらせて一緒に食べましょう、と誘った。
掛け合ってもらったが、ダメとのこと。ホテルではモーニングコールが必要だと聞いていなかったそうだ。
朝食代はいくら?と聞くと、日本円で3000円弱。
ををををを、ここは日本のホテル以上ね、タイの治外法権的物価エリアね。1000円くらいならこの際と思ったけど、彼女にロビーで待ってもらうことにして、大急ぎで朝食。
★ ★ ★
マイクロバスに乗って、中華街を抜け、活気のある朝の街を見る。渡し船に乗って、ワット・アルン(暁の寺)へ。
彼女はとても知的な感じ。日本語を勉強し始めてまだ3年弱、32歳と聞いた。エライ!スゴイ! 聡明なんですね、と言ったら、ソウメイという日本語がわからなかった。cleverじゃニュアンスが違うのかしらん。Mがexcellentと言って、褒め言葉が通じた。
2バーツ(もちろん、ガイド嬢が払ってくれた)の渡し船の中で、彼女とはそんな話をし、チャオプラヤ川には魚がいっぱい(vol.3)と説明してくれた。
ワット・アルン(暁の寺)といえば、三島由紀夫、くらいしか知らなかった。しかも、その作品、私は読んでいない、ときたもんだ。スパ検索しまくりの時間を読書に当てろって。ったく、みーはーだぜ。
ガイド嬢は、タイ王朝の変遷(スコータイ、アユタヤ、トンブリー、バンコク王朝)について説明してくれた。お寺の本堂には、現王朝の歴代の王、ラマ1世から9世までの1枚の写真風の絵が額に入れて飾られていた。
ラマ4世が白髪のおじさま(彼にも若い頃はあったはずだが(--;)、アユタヤ観光でラマ5世が「王様と私」のモデルだと遅ればせながら知った。
昨夜、もう1組のチェックインに付き添ったガイドさんを待っていたとき、バスから降りて入ったシャングリラホテルのロビー正面には、華やかな仏壇のようなところにラマ9世(現在の王)の写真が飾られていた。街中にもずいぶんあちこちに大きな写真が掲げられているが、それらは全て若い頃の写真なんだそう。
さて、ワット・アルンは・・・Mいわく「タイの東照宮」( '-' )( ,_, ) ウンウン
そのあとに行った、ワット・プラ・ケオのほうが近い???
結論:バンコクの寺院は、すべて日光東照宮(ノ; ̄◇ ̄)ノ
白いしっくいに花柄のタイルが映えて、とってもキレイ。
三島好みにしては、ちょっとカワイイけど、いかにもデコラティブなところがなるほどと納得されます。>ソレダケカイ!
渡し船から、またバスに乗る。10分くらいで、ワット・プラ・ケオと王宮に着いた。
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