=現実=・・・『スパイラル・ピアースな夜』より


また同じ夢だった。


女は、クリスマス一色の街の中にいた。クリスマスツリー

行きかう人は皆あかるく、足取りも軽かった。手には、親しい人に送る
プレゼントか、それとも部屋をデコレートするためのものか、かわいい
リボンがついている、あふれんばかりの荷物を持っていた。


女は悔しかった・・・・一週間前に信じていた彼に別れをつげられた。
会社の方もボーナス前に倒産していた。持病の腰痛もまた悪化して
きたようだった。


次の日も同じ夢だった。


街が赤と白に埋めつくされ、きらきら輝いていた。プレゼント

女は思った・・・いつまでこの夢はつづくのだろう?25日まで?
女にとって、もう耐えられなかった。


で女はきれた!!


『めちゃくちゃにしてやる!!どうせ夢の中だぁぁ』と手当たりしだい
街を壊しはじめた。立派なツリーをなぎ倒し、方々の家の飾りを
根こそぎ引っ剥がしていった。街行く人々には襲いかかり、
手に持ったプレゼントの数々を奪い取ってはそばにあった池に
投げ込んでいった。


ひとしきり暴れたときであった。その男は立っていた。ベル


「やめてください」


女「ぜぇぜぇ あなた誰?」


「あなたにとってここは夢の中かもしれませんが、
  僕にとっては・・・・・ここが現実です」


女は夢から覚めた。



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 先日、ROの知り合いのコジ君が、RO引退をみんなの前で表明した。1500円の課金をして、システムをDLすると5分で始められるゲームなのに・・引退宣言しなくちゃならない理由が、小生には見当たらない。いやならやらなきゃいいだけだと思うし、また気が向きゃINすればいいだけと思う。


・・・・もしかして・・・・コジ君の現実はROの中だったのかもしれない。

       まぁ 引退おめでとう!!』