=未来①=・・・『スパイラル・ピアースな夜』より
時はRO歴2007年12月・・![]()
女は、『みんちょ』 恋人の『クロ』と結婚式を数日後にひかえていた。
いつものようにみんちょは、お気に入りの公園の並木道を散歩していた。![]()
夢のようなあこがれの結婚生活を想い、ベンチに腰掛けていた。
時折吹く北風も彼女にとっては、ほてった身体を冷やす心地よいそよ風
にすぎなかった。
男はいた!
男の名は『ゆ-』 歳のころは30代前半、決してかっこいい系では
ないが、何かさわやかさを地でいく、今風の男であった。
一瞬驚いた表情のみんちょを悟って、優しくなだめるように男は口を開いた。
「やぁ こんにちは!みんちょ」
「・・は・・はい こんにちは」
男は唐突に言った・・・
「豊胸手術の件は、残念だったねえ」
「ええええぇぇぇ」![]()
作り笑顔で挨拶していたみんちょの顔から血の気がひいた・・・
豊胸手術の件は、まだ親にしか話してないし、ましてこのことは
恋人のクロにも話していなかった。結果的には母親から強い反対を
うけてやめることになったわけであるが・・・遠く離れて暮らして
いる母親が、見ず知らずの男性に娘の事など話す訳もない。
「なんで知ってるの?そんな事」
ちょっとむっとした口調でみんちょは言った。
「君が教えてくれたのさ^^ベットルームで」
男はちょっと照れ笑いした。
「ええええぇぇぇ?????? ちょっちょっと変なこと言わないでよ
貴方となんか・・・なんにも無いし、それに今逢ったばかりでしょ」
みんちょ自信、怒りがこみ上げてくるのがわかった。
もちろんみんちょに過去が無いわけじゃない・・でもこんなキザ男とは・・
一度もない・・・お酒を飲んでも、簡単に操をあげちゃうような軽い女でも
ないのが本人の自慢でもあった。
「実は、僕は未来からきたのだよ・・1年後の未来・・2008年12月」
「ぶwwww」![]()
みんちょの歯の間に、引っかかっていたお昼に食べた唐揚げの欠片が、
とれた・・・・・・・同時にすーっと力が抜けてきた・・・
「み・・みらい・・・・・」
・・・・To Be Continue
