離れてみなきゃ分からないわ

耳を塞いで

頭を空っぽにして

自分の言うこと聞いたその時に

世界は始まるの

何度も〇〇行きのトレインで

車窓を覗いては

スマホをスワイプするが如く

かの方達のお声を聞くの

different ways に

→separate waysで

(正)方位磁石は大忙し

だけど

あの斜め向かいのはしゃぐ

子供ひとりに見惚れて

スイッチが入ったわ

誰もいないわけじゃないけど

ここには私の席もあるんだって

通りかかる駅員

渡す切符

行きたい意志と

カラダがあれば

もう十分なのね

もうあちこち進んでは止まってる

降りた電車へ乗り込んだ

ティーンネイジャーの学生

確かな発進音と隣り合わせに

不安げにうつむいてた

あれは当の私だった

離れてみなきゃ分からないね

さぁ耳を塞いで

頭を空っぽにして

自分を信じたその瞬間に

世界は味方するの

世界は誰のものでもないの

目の前は只今ニューステーション

私の世界へ

行ってらっしゃい