66日目:コレラ | 1日1歩ずつ ~継続は力なり~

66日目:コレラ

コレラ(虎列剌)は、コレラ菌を病原体とする経口感染症の一つである。
コレラ菌は、コンマ状の形態の桿菌で、鞭毛により活発に運動する。
従来、アジア型(古典型)とエルトール型が知られていたが、1992年に新たな菌であるO139が発見された。
強い感染力があり、特にアジア型は高い死亡率を示し、ペストに匹敵する危険な感染症であるが、ペストと異なり、自然界ではヒトを除いて感染しない。
流行時以外にコレラ菌がどこで生存しているかについては諸説あり、海水中、人体に不顕性感染の形で存在する、あるいは甲殻類への寄生が考えられる。
最も重要な感染源は、患者の糞便や吐瀉物に汚染された水や食物である。
消化管内に入ったコレラ菌は、胃の中で多くが胃液のため死滅するが、少数は小腸に到達し、ここで爆発的に増殖してコレラ毒素を産生する。
コレラ菌自体は小腸の上皮部分に定着するだけで、細胞内には全く侵入しない。
しかしコレラ毒素は上皮細胞を冒し、その作用で細胞内の水と電解質が大量に流出し、いわゆる「米のとぎ汁様」の猛烈な下痢と嘔吐を起こす。

潜伏期間は5日以内であり、普通は2~3日だが、早ければ数時間である。
症状が非常に軽く、1日数回の下痢で数日で回復する場合もあるが、通常、突然腹がごろごろ鳴り、水のような下痢が1日20~30回も起こる。
下痢便には塩分が混じるる事もあり、また「米のとぎ汁」のような白い便を排泄することもある。
腹痛・発熱はなく、むしろ低体温となり、34度台にも下がる。
急速に脱水症状が進み、血行障害、血圧低下、頻脈、筋肉の痙攣、虚脱を起こし、最悪の場合は死亡する。
極度の脱水によって皮膚は乾燥、しわが寄り「洗濯婦の手(指先のしわ)」、「コレラ顔貌」と呼ばれる特有の老人様の顔になる。

治療を行わなかった場合の死亡率はアジア型では75~80パーセントに及ぶが、エルトール型では10パーセント以下である。
胃切除がある場合は胃酸による殺菌効果が無いため菌が小腸に達しやすく危険である。
現在は適切な対処を行なえば死亡率は1~2パーセントである。


恐い病気ですね😣
海外行くの少し恐いな((( ;゚Д゚)))