65日目:海洋酵母 | 1日1歩ずつ ~継続は力なり~

65日目:海洋酵母

天然酵母とイーストは、どちらもサッカロミセス セレビシエという細菌であり、違いは魚でいうところの、「天然物」と「養殖物」であると思います。
養殖物の魚はあくまでも魚であることに間違いはありません。
しかし生育過程での人の手が入る部分、特にエサが問題になっています。
人体に悪影響を及ぼす添加物・科学物質・薬などが魚の体内に残り、それをそのまま摂取することが不安視されており、酵母においても同じことが言えます。
酵母を人工的に培養しているのが俗にいう「イースト菌」であり、その際には、廃蜜糖などのエサが与えられます。
それらのエサが良いか悪いかは意見の分かれるところです。

イースト菌はパン生地内に約2%(小麦粉に対して)配合します。
この量は食パン6枚切1枚でかんがえると1g弱になります。
この摂取量が人の体にどのような影響をもたらすか明確にはわかりませんが、少ないから大丈夫とは言い切ることはできません。
また、イースト菌がアレルギーの要因になるという俗説もありますが、これもはっきりと解明されたわけではありません。

海洋酵母は日本近海の海水から分離された製パン用酵母です。
自然界を微生物の宝庫と考え、生物の命の母といわれる”海”に酵母を求めた結果、 この酵母を採取することに成功したそうです。
海という大自然からの恵みによって作られた酵母といわれています。
この海洋酵母を使用したパンは、キメの細かい、耳までおいしいパンに焼きあがり、またイースト臭のない、風味の優れたパンになります。
通常、パン風味は2種類があります。
好まれるアルコール類の香りと、
イースト臭と呼ばれる有機酸類の好まれない香りです。
海洋酵母のパンはこの有機酸類が少ないので、小麦本来の香りを感じることができるのです。


海洋酵母のパンは食べたことがないので食べてみたい🍞