四日市市と三重大学は、2月16日に四日市市が進める「JR四日市駅前大学設置構想」に基づく、『JR四日市駅前における三重大学教育研究拠点の設置に向けた検討着手の連携協定』を締結しています。

 

 その後、三重大学において、四日市市での新たな教育研究拠点の設置に向けた検討を進めて頂いております。

 

 一方、四日市市では「四日市市大学設置に係る基本構想」を3月に取り纏め、3月28日に公表しています。

 

 そういった中、5月22日に大きな動きがありました。

 

 私が三重大学に赴き、学長、理事、副学長、学部長等が参画する三重大学の教育研究に関する重要事項を審議する「教育研究評議会」に出席し、四日市市が進める「JR四日市駅前大学設置構想」について各先生方に説明し、四日市市への新教育研究拠点設置について学内での検討を出来るだけ早期に結論を出して頂く様、お願いをさせて頂きました。

 

 その後、三重大学の伊藤学長と共同で会見を開き、それぞれで検討を進めている内容を公式に双方が情報共有する場となる合同会議体『四日市キャンパス設置検討会』を6月中旬頃に設置することを発表しました。

 

 この合同会議体『四日市キャンパス設置検討会』を定期的に開催し、今年度内に三重大学の四日市キャンパス設置の内容・方向性を固め、三重大学の意思決定に繋げていきたいと考えています。

 

 一方で、これと並行して、四日市市では、今年度、JR四日市駅前に設置する大学、学部、学科の構成、規模、更には、キャンパスとなる建物の規模や機能、配置等を決める『四日市市大学基本計画』を策定します。

 

 偶然ではありますが、上記と同日の5月22日に『四日市市大学基本計画策定委員会』が立ち上がり、第1回目の委員会を開催しました。

 

 『四日市市大学基本計画』については、後日のブログで詳しく紹介していきます。

 

 いよいよ、6月に四日市市と三重大学の合同会議体『四日市キャンパス設置検討会』が設置されます。

 

 「JR四日市駅前大学設置構想」の実現に向け、大きな一歩となります。