12月21日の記者会見にて、『令和5年度 四日市市十大ニュース』を発表しました。

 

 十大ニュースは、「新しく取り組んだ事項」、「市政を運営する上で重要な事項」、「市民生活に大きくかかわる事項」などの基準に照らし、四日市市の令和5年中の出来事から10項目を選んでいます。

 

 今年の当初は、長引く新型コロナウイルスへの対応に奔走する日々が続きましたが、5月からは新型コロナウイルスのフェーズが変わり、市民生活や社会活動が一変し、様々なイベント・地域行事等が再開され、コロナ禍を乗り越えた安堵感と未来に向けての期待感が溢れる期間となりました。

 

 また、「幼児教育センター」「学校給食センター」「電子図書館」等沢山の施設やサービスが開始されました。そして、ロングビーチ市との姉妹都市提携が60周年を迎え、双方の訪問団の交流が活発に行われ、レックス・リチャードソン市長にも初めて本市を訪れて頂けたことも印象深く残っています。

 

【令和5年 四日市市十大ニュース】

■四日市市ゼロカーボンシティ宣言〔2月〕

⇒2050年までに二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す「四日市市ゼロカーボン宣言」を行った。3月には2050年の四日市コンビナートのカーボンニュートラル化に向けた将来ビジョンやロードマップを策定。

 

■三重県初!常設型「四日市市幼児教育センター」開設〔4月〕

⇒市内の公私立の全ての就学前施設に対して支援を行う「四日市市幼児教育センター」を三重県で初めて常設型で開設。研修体制の整備や常駐するアドバイザーが各園を訪問し現場の支援を実施。珍しい取り組みで全国的に注目を集める。

 

■食缶方式による中学校給食を開始〔4月〕

⇒「学校給食センター」を整備し、市立中学校全22校において、食缶方式による全員喫食の給食が開始。併設する「農業センター」もリニューアルオープンし、両施設が連携し、食の拠点として学校給食を提供。

 

■新南消防署の開署〔5月〕

⇒南部臨海地域における消防活動拠点の機能強化を図るため、新たな南消防署を開署。また、10月からは救急隊から傷病者に関する映像等をリアルタイムに医療機関に伝送する「救急映像等伝送システム」を三重県で初めて運用開始。

 

■「ニワミチよっかいち」中央通り再編基本計画を策定〔5月〕

⇒「ニワミチ」をコンセプトにした、将来の中央通りの姿などを示す「ニワミチよっかいち」中央通り再編基本計画を取り纏める。近鉄四日市駅東側においても工事に着手し、中央通り全線にわたる工事が本格的にスタート。

 

■ロングビーチ市姉妹都市提携60周年〔10月〕

⇒本市と米国ロングビーチ市が姉妹都市提携を締結してから60年を迎えた。8月には四日市市公式訪米団を派遣し、11月にはロングビーチ市訪日団を迎え、姉妹都市提携60周年記念事業を開催。ロングビーチ公園に記念の新遊具を設置。

 

■「よっかいち電子図書館」がスタート〔10月〕

⇒インターネットを通じてパソコンやスマートフォン等から24時間いつでもどこでも電子書籍を利用できる「よっかいち電子図書館」を開設。児童書読み放題のコンテンツを含む導入コンテンツ数は22,000点を超え、共に東海3県で最多。

 

■吉崎海岸が自然共生サイト認定〔10月〕

⇒「吉崎海岸」でのボランティアや地域づくり団体等による外来植物の駆除による希少植物の保護や海洋ごみの清掃活動等が認められ、環境省が進める民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている地域「自然共生サイト」に認定。

 

■「2023東海・北陸B-1グランプリin四日市」開催

⇒新型コロナで3年半開催見合わせとなっていた「2023東海・北陸B-1グランプリin四日市」を11月18・19日に開催。東海・北陸を中心に20の団体が集結。来場者数は2日間で想定を大きく上回る202,400人となり、大いに盛り上がる。