四日市市役所では、「ワークライフバランスの充実」に向け、働き方改革やより働きやすい職場環境づくりに力を入れています。
昨年度、令和4年度には「働き方改革推進室」を新たに設置し、職場における生産性の向上や多様な働き方の実現を目指しています。
これまでも、「働き方改革推進室」ではICTを活用した業務の効率化や、時差出勤勤務制度の導入、男性の育児休業取得促進といった取り組みを進めてきました。
そして、新たに今年7月から、効果が出やすいと判断した商業労政課、工業振興課において「職員の固定席を廃止するフリーアドレス」や「少人数で集まれるスペース」等を導入しました。
ちなみに、「フリーアドレス」とは、固定の席を持たずに、その時々の業務内容に合わせて、空いている席や共有スペース等、自由な席で働くワークスタイルです。
商業労政課、工業振興課の職員は、業務上外出する機会が多く、常に全員が自席で業務を行う頻度が低いことや、来客者に民間企業の方が多く、地元企業への波及効果も高いということから、2課に先行して試行的に導入しました。
固定席を廃止する等のワークスタイルを変えることにより、職員間のコミュニケーションを活発化させ、新しいアイデアを共有しやすい職場づくりを図っていきます。
また、これまで自席に積みあがっていた個人資料等の大幅な削減にも繋がり、ペーパーレス化を促進出来ます。
なお、「フリーアドレスの導入」は、三重県の基礎自治体の中では初の導入となります。
今回の取り組みでは、「フリーアドレス」以外にも「ファミレス席」「集中スペース」「カウンター席」を設け、機動的なミーティングの実施や業務に集中出来る環境整備、リフレッシュ出来る環境や気軽なコミュニケーションからの職場の活性化を図っていきます。
新たな取り組みをどんどん取り入れ、継続して四日市市役所における「働き方改革」を推進していきます。
働きやすい職場を実現することにより、業務の生産性を高め、更なる市民サービスの向上に繋げていきます。