四日市市の市指定文化財である『旧四郷村役場(旧四日市市役所四郷出張所)』は、大正10年に四日市の産業や教育発展に尽くした伊藤伝七(十世)が投じた寄付金をもとに建設され、一昨年度に築100年を迎えています。

 

 その『旧四郷村役場』の耐震補強・復元修理工事が今年3月末に完了し、現在、リニューアルオープンに向けて館内展示等の整備を鋭意進めています。

 

 8月30日の記者会見にて、来年、令和6年3月のリニューアルオープンを発表しました。

 

 今後も『旧四郷村役場』は、本市の貴重な文化財、近代産業の発展を伝える施設として重要な役割を担っていきます。

 

 そして、この度、3月のリニューアルオープンに向けた気運を高める関連イベントの第2弾として、旧四郷村役場を中心とする四郷ふるさとの道周辺の文化財や町並みを散策する「四郷ふるさとの道ウォーキング」を開催する運びとなりました。

 

 ちなみに、第1弾は、今年5月に耐震補強・復元修理工事に携わった工事関係者による座談会と現場見学会を開催しました。

 

 今回の「四郷ふるさとの道ウォーキング」は、以前から実施していた恒例のイベントになりますが、新型コロナの影響で2年間開催出来ていなかった為、3年振りの開催となります。

 

 10月21日㈯開催〔雨天順延10月22日㈰〕で、「健脚コース約5km」〔A,Bコース〕、「のんびりコース約3km」〔C~Eコース〕の2ルート、5コースを準備しています。

 

 B,Dコースは「西日野駅」集合でウォーキングが始まりますが、A,C,Eコースは「あすなろう四日市駅」集合であすなろう鉄道に乗り「西日野駅」に移動しウォーキングが始まります。

 

 ウォーキングイベントは、「西日野駅」から始まり、旧四郷村役場や渋沢栄一に関する石碑や小左衛門像、神社仏閣、神楽酒造等を回り、ゴールは懐石 白梅となります。

 

 ゴールの懐石 白梅では、ウォーキング特別メニュー(1,500円)を用意していますので、お食事して頂くことも可能です。

 

 参加料は無料で参加賞を用意しており、全コースに文化課職員が同行し解説します。

 

 四郷地区にある文化財や町並みなどのよさや魅力にふれてもらいながら、四日市の近代産業発展の礎をつくった地を体感して頂けます。

 

 その「四郷ふるさとの道ウォーキング」の申し込みが、本日、9月1日から開始しました。

 

 ホームページの申込フォーム、往復はがき、Eメールにて、申し込みを受け付けています。

 

 申込期限は、10月6日までとなり、応募多数の場合は抽選となります。

 

 是非、多くの方にご参加頂き、『旧四郷村役場』の3月リニューアルオープンに向けて気運を高めていければと思います。

 

≪旧四郷村役場の魅力発信 第2弾 四郷ふるさとの道ウォーキング≫