7月7日、四日市市は「こども家庭庁」が推進する「こどもまんなか社会」の趣旨に賛同し、『こどもまんなか応援サポーター』宣言を三重県で初めて行いました。

 

 「こどもまんなか」とは、どんなこどものことも考え、こどもや若者の意見を聴き、その意見を尊重し、こどもや若者にとってよいことは何かを考え、自分ができるアクションを実践していくことです。

 

 四日市市では様々な施策を実行していく上で「こどもまんなか」なアクションを取り入れていきます。

 

 この宣言を行った背景には、四日市市立橋北中学校3年生の存在があります。

 

 今年度、橋北中学校3年生が東京へ修学旅行に行った際に、全国で初めて「こども家庭庁」を修学旅行で訪問し、こども家庭庁長官に直接「こどもに関わる問題とその解決策」について提案を行いました。

 

 全国初の取り組みであったことから、「こども家庭庁」もこのことをSNS等で大きく発信して頂きました。

 

 これにより、四日市市と「こども家庭庁」との繋がりが出来、様々な連携が生まれ、今回の宣言に至りました。

 

 橋北中学校3年生のご縁で、宣言という大きな一歩を踏み出すことが出来ました。

 

 こういった経緯から『こどもまんなか応援サポーター』宣言は橋北中学校にて行い、当日は、「こども家庭庁」初等中等教育局初等中等教育企画課の秋山さんにもお越し頂き、橋北中学校3年生から「こども政策提案」の発表も行われました。

 

 こども目線の斬新な提案も多々あり、今後の子育て・教育施策の参考にしていきたいと思います。

 

 これまでも四日市市では、私の市長就任以降、「子育てするなら四日市」「教育するなら四日市」のスローガンを掲げ、子育て・教育施策を市政の1丁目1番地として積極的に取り組みを進めており、その施策が全国的にも高く評価されています。

 

 例えば、日本経済新聞社・日経xwomanが毎年実施している『共働き子育てしやすい街ランキング』では、2016年度は全国50位以下のランク外であったのが、昨年度の2022年度は全国6位まで上昇しています。

 

 今年度から、国で「こども家庭庁」が新たに発足したことから、国策としてもこども施策の強化が今後図られていくことになります。

 

 四日市市でも、国のこの方針をチャンスと捉え、更なる子育て・教育施策の充実に取り組んでいきます。