四日市市では、これまで、新型コロナウイルス感染症の影響や食品等の物価高騰等に直面し厳しい経済状況にある『ひとり親世帯』への支援を継続して行ってきました。

 

 振り返ると、コロナ禍が始まった当初の令和2年6月に、国に先んじていち早く市独自で『ひとり親家庭等生活困窮対策給付金』(児童扶養手当受給者に対して児童一人3万円)の給付を実施しました。

 

 その後、国は「ひとり親世帯臨時特別給付金」の給付を決定し、一定の条件に該当する方に、令和2度に2度、第1子5万円、第2子以降児童一人につき3万円の給付を行いました。

 

 続けて、令和3年度、令和4年度も、国は『低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金』を設け、条件に該当する低所得の子育て世帯やひとり親世帯への給付金(児童1人につき5万円)の支給を行っています。

 

 四日市市では、これまで、国の「ひとり親世帯臨時特別給付金」や「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」の対象から外れたひとり親世帯に対して、市独自での支援制度を創設し、市内の全ひとり親家庭に支援が届く支援を行ってきました。

 

 そして、国は今年度も『低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金』の実施を決め、以下の条件に該当する低所得の子育て世帯やひとり親世帯への給付金(児童1人につき5万円)の支給を行います。

 

≪ひとり親世帯≫

①児童扶養手当受給者(令和5年3月分の受給者)〔約3,000人〕

②公的年金給付等を受けていることにより児童扶養手当の支給を受けていない方〔約100人〕

③食費等の物価高騰の影響を受けて家計が急変し、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった方〔約350人〕

 

≪ひとり親世帯以外≫

④令和4年度の子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親以外の世帯分)の受給者

⑤④の他、18歳年度末までの児童(特別児童扶養手当の認定を受けた児童については20歳未満)の養育者であって、食費等の物価高騰の影響を受けて家計が急変し、直近の収入が市民税均等割非課税と同程度の収入となった方〔市内:④⑤合わせて約3,800人〕

 

 この国の動きに対応し、四日市市では、これまで同様、広くひとり親世帯を支援するため、本市独自の給付金として『四日市市子育て世帯生活支援特別給付金』にて、国の給付金の対象とならなかったひとり親世帯(市内:約600人)について、児童1人につき3万円の支給を行います。

 

 国の「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」に該当する①児童扶養手当受給者、④令和4年度の子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親以外の世帯分)の受給者については5月31日に口座にへの振込を予定しています。

 

 一方で、「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」に係る上記以外の方や『四日市市子育て世帯生活支援特別給付金』の該当者については、対象者の特定が必要となることから、申請が必要になることから、6月1日から申請受付を開始し、審査後に順次振込を行います。

 

 ご不明な点がありましたら、市のHPをご確認頂くか、四日市市役所子育て世帯生活支援特別給付金担当(059-325-6955)までお問い合わせ下さい。

 

≪四日市市HP:令和5年度子育て世帯生活支援特別給付金≫