本日、4月10日から公立中学校にて、『食缶方式による全員喫食の中学校給食』がスタートしました。

 

 今年2月に「学校給食センター」が開所し、公立中学校全22校に最大9,000人分の給食を提供出来る体制が整いました。

 

 準備期間を経て、本日から四日市市では初めてとなる公立中学校での食缶方式による給食が始まりました。

 

 二重食缶を使用していることから、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま提供することが出来ます。

 

 私も初日となる本日、橋北中学校に伺い、3年生の生徒達と一緒に初給食を堪能しました。

 

 四日市市の中学校給食は、献立が2種類あり、11校ずつA班、B班に分かれています。

 

 今日は、初日ということもあり、A班、B班共に同じ献立でした。

 

 今日の献立は、子ども達にも人気のある「メンチカツカレーライス、ツナサラダ、いちごクレープ、牛乳」で、美味しく頂きました。

 

 毎日の献立は、栄養バランスの整った「からだにおいしい」献立をキャッチコピーとしており、給食センターの管理栄養士が、生徒の健康を考えて作っています。

 

 ちなみに、4月の献立テーマは「春いっぱいメニュー」です。

 

 中学3年生は3年振りの食缶方式での給食となりましたが、小学校の時の経験もあることから、準備も片付けもスムーズに進めていました。

 

 さすが、慣れていますね。

 

 また、「完全喫食」、みんなで同じものを食べることが出来るので、食事についての会話も弾んで良いですよね。

 

 既に、学校現場での黙食は解除されていますが、文部科学省の方針で未だ一方方向を向いての食事(対面での食事では机の距離を1m離す必要あり)となっています。

 

 5月8日からの新型コロナウイルスの「5類」の見直しのタイミングで、対面での食事が可能になると見込まれています。

 

 これで、益々給食の時間が楽しくなりますね。

 

 生徒達とも色んな話が出来て、私自身も良い時間を過ごさせて頂きました。

 

 中学校での食缶方式での完全給食の導入は、私の1期目の市長選挙の際の重点政策集の一つでもありましたので、感慨深いものがありました。

 

 本市の「学校給食センター」は、全国的にも珍しい「農業センター」と一体的に整備を行っていることから、今後、中学校給食に食育や地産地消の要素を積極的に取り入れて、四日市市の特色を出した給食を展開していきたいと思います。 

 

 中学生の皆さんは、毎日の給食を楽しみにしていて下さいね。