12月23日の記者会見にて、『令和4年度 四日市市十大ニュース』を発表しました。

 

 十大ニュースは、「新しく取り組んだ事項」、「市政を運営する上で重要な事項」、「市民生活に大きくかかわる事項」などの基準に照らし、四日市市の令和4年中の出来事から10項目を選んでいます。

 

 今年は、夏の第7波、現在の第8波とオミクロン株による新型コロナウイルスの急激な感染拡大が起こる等、引き続き、新型コロナウイルスへの対応に奔走する1年でしたが、一方で、様々な行事が再開される等、着実に社会活動、経済活動が動き出した年でもありました。

 

 また、今年は四日市公害判決から50年の節目の年となり、そのタイミングで「四日市コンビナートのカーボンニュートラル化に向けた検討委員会」を設立するという、環境先進都市四日市市として意義深い1年でした。

 

【令和4年 四日市市十大ニュース】

■四日市コンビナートのカーボンニュートラル化に向けた検討委員会設立〔3月〕

⇒四日市コンビナート事業所が2050年のカーボンニュートラル化を実現する為に、四日市市が事務局を務め、三重県知事を会長、四日市市長が委員長を担う検討委員会が、コンビナート企業、学識者等参画の下、立ち上がる。

 

■令和4年4月4日午後4時4分4秒へのカウントダウン〔4月〕

⇒令和4年4月4日と4の並ぶ記念すべき日を迎えたことから、「四日市の日」と銘打ち記念イベントを公園通り特設ステージにて開催。イベント参加者と共にカウントダウンを行う。

 

■プレミアム付デジタル商品券(よんデジ券)の発行〔4~10月〕

⇒プレミアム率40%のプレミアム付デジタル商品券(よんデジ券)を総額70億円で4月4日より発売開始。新型コロナウイルスで疲弊した市内事業者の支援、及びデジタル化の推進を図る。利用者は10万人を超える。

 

■四日市あすなろう鉄道 内部線100周年・八王子線110周年〔6・8月〕

⇒100年を超える歴史の中で本市の産業発展を支え、途中、廃線の危機を乗り越え、6月内部線が100周年(1922年開業)、8月に八王子線が110周年(1912年開業)を迎えた。

 

■四日市公害判決50年・企画展の開催〔7月〕

⇒昭和47年7月24日の四日市公害判決から50年を迎え、7月1日から8月28日までの期間にそらんぽ四日市において、「四日市公害判決50年展~過去をふり返り未来へつなぐ~」の企画展を開催。

 

■「泗水の里」モンドセレクション3年連続最高金賞受賞〔7月〕

⇒平成17年から製造・販売している四日市のおいしい天然水「泗水の里」が国際品質評価機関であるモンドセレクションのビール、飲料水、ソフトドリンク部門において3年連続で最高金賞を受賞。

 

■新図書館等に係る近鉄グループとの確認書を締結〔8月〕

⇒近鉄四日市駅前(スターアイランド跡地)に近鉄グループが計画する建物に新図書館等を組み入れることの確認証を締結。

 

■四日市市認知症フレンドリー宣言を表明〔8月〕

⇒認知症があってもなくても誰もが暮らしやすい「認知症フレンドリーなまち」の実現に向け、県内で初めて「認知症フレンドリー宣言」を表明。また、10月からは認知症早期診断事業(もの忘れ検診)をスタート。

 

■ウィズコロナの中で、大四日市まつり、四日市花火大会、四日市サイクル・スポーツ・フェスティバルを3年振りに開催〔8・10月〕

⇒今年に入っても感染拡大が続き、収束の兆しが見えない新型コロナウイルスに対し、全庁的に体制を強化し、職員が一丸となり対応。一方で、関係者の協力の下、大四日市まつりや四日市花火大会等を3年振りに開催し大いに賑わう。

 

■中央通りの賑わい創出社会実験「はじまりのいち」を開催〔9・10月〕

⇒9~10月の25日間、中央通りと市役所東広場を会場に「はじまりのいち」を開催。スケートボードパークや多様な店舗出店、イベント等で賑わう。自動運転バスの走行実験も併せて実施。港では「YOKKAICHI BAURAミーティング」開催。