四日市港管理組合や港湾関連企業からなる四日市港利用促進協議会の「四日市港アジア訪問団」は、四日市港の利用拡大や既存航路の維持、拡大を目的に11月6~9日の4日間の行程でタイ王国を訪問しました。

 

 私は、四日市市長、四日市港利用促進協議会の名誉会長という立場から、「四日市港アジア訪問団」の団長として参加しました。

 

 新型コロナウイルスの関係で、2年間、海外でのポートセールスが出来ませんでしたので、3年振りのアジア訪問となりました。

 

 四日市港にとってタイ王国は非常に重要な貿易国となります。

 

 四日市港からの輸出、四日市港への輸入共にタイ王国は第3位となっており、四日市港の定期航路サービス16の内、2サービスがタイ王国(レムチャバン港、バンコク港)に直接寄港しています。

 

 更に、四日市港とタイ王国との貿易量は、コロナ禍で減少したものの、ここ最近輸出については回復が見られています。

 

 今回の訪問では、タイ王国との間のコンテナ貨物の集荷拡大を図るため、バンコクにおいて現地関係企業等を対象に「四日市港セミナー」を開催し、四日市港のPRを実施した他、タイ王国に立地する荷主企業やの船会社等を訪問し、四日市港の利用拡大や既存航路の維持・拡充および新規航路の誘致に向けたポートセールスを行って来ました。

 

 タイ王国では7年振りの「四日市港セミナー」でしたが、荷主企業、船会社等76名の方に参加して頂き、タイ王国における四日市港に対する関心の高さが伺えた有意義なポートセールスとなりました。

 

 また、「四日市港セミナー」に、タイ投資委員会 副長官であるソンクリン・プロイミー氏もご出席頂き、ご挨拶を頂きました。

 

 今後も、四日市港発展に向けて国内外において積極的なポートセールスを展開していきます。