先日のブログでも紹介した様に、「四日市みなとまちづくり協議会」(四日市商工会議所、四日市港利用促進協議会、四日市市、四日市港管理組合、国土交通省 中部地方整備局 四日市港港湾事務所で構成)は、昨年11月に『四日市みなとまちづくりプラン〔基本構想〕』を策定し、四日市港四日市地区の活性化に向けた将来像を取り纏めています。

 

 その『四日市みなとまちづくりプラン』を推進する取り組みとして、「四日市みなとまちづくり協議会」は、10月16日に『第1回 Yokkaichi BAURAミーティング』を四日市港四日市地区にて開催しました。

 

 なお、BAURAとは、よっかいち庭浦(ばうら)から取った名称です。

 

 よっかいち庭浦とは、1473年(文明5年)の外宮庁宣案に記載されたこの地の港名で、当時、既に「四」のつく日に定期市(四日市場)が開設されており、その外港として、物流・人流の要衡として活況を呈していました。

 

 こういった四日市港の歴史から、BAURA(庭浦)を『四日市みなとまちづくりプラン』における将来像のコンセプト名としています。

 

 『Yokkaichi BAURAミーティング』の当日は、快晴となり最高の天気に恵まれました。

 

 納屋防災緑地では、多くの店舗・キッチンカーやワークショップブースに出店頂き、更に、みなとまちづくりについて考える「ミニセミナー」を開催しました。

 

 特に、地元漁協による即売会(ハマグリやワタリガニ)やパンまつりについては、多くの方が商品を求め、一瞬にして売切れてしまうという状況になりました。

 

 地元で採れた魚介類等の人気の高さを感じました。

 

 そして、「ミニセミナー」では、全国で水辺エリアの活性化に精力的に取り組まれている四日市出身の岩本 唯史氏のご講演を聞かせて頂いたのですが、今後のみなとまちづくりを進める上で大きな希望を持てるお話を聞かせて頂きました。

 

 また、納屋運河で行われた「SUP体験」にも大きな可能性を感じました。

 

 今回の「SUP体験」は大台町の宮川等で活動されている団体にお願いしましたが、四日市港での「SUP体験」は都市型のSUPでコンビナートや港風景を眺めながらの体験になることから、SUPをやる上でとても良いロケーションであり、事業者として今後機会があれば是非やりたいとのお話もありました。

 

 加えて、稲葉翁記念公園エリアでは「クルーズ体験」等も実施しました。

 

 四日市港四日市地区にて、様々なアクティビティが提供出来ることが見えて来ました。

 

 この様な催しを重ねていきながら、多くの方に港の賑わいをイメージして頂ける機会を増やし、ハード面の整備と合わせて、賑わいがあり、皆さんに親しみ愛されるみなとまちづくりを進めていきたいと思います。

 

 今後の『みなとまちづくり』に大きな希望を持てた『Yokkaichi BAURAミーティング』となりました。

 

 第2回目を楽しみにしていて下さい。

 

≪『Yokkaichi BAURAミーティング』当日の様子≫
https://baura.jp/archives/2461