昨年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、『三重とこわか国体・三重とこわか大会』は中止となりました。
四日市市は、6年前から市役所に専門部署となる「国体推進室」を設置し、多くのスポーツ施設の整備等、様々な準備を職員・関係者が一丸となって進めてきましたし、何より、国体・全国障害者スポーツ大会に向けてトレーニングを重ねてきた選手の心情を考えると、当時の中止決定はとても辛く悔しいものでした。
それから1年が経ち、今年、栃木県で「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」が開催されます。
その「いちご一会とちぎ国体」の会期前実施競技が、9月10日から始まることから、8月31日に四日市市役所にて、会期前実施競技に出場する四日市市の選手・関係者を迎えて「国民体育大会四日市市選手団激励壮行会」を行いました。
また、9月22日には、10月1日から始まる会期内実施競技に出場する選手・関係者を迎えて、改めて「国民体育大会四日市市選手団激励壮行会」を開催する予定です。
新型コロナウイルスの関係で2年間、中止となった国体が3年振りに開催されます。
是非とも、四日市市、三重県の選手の皆さんには、3年分の思いを込めて、最高のパフォーマンスを発揮して欲しいです。
それと、昨年『三重とこわか国体・とこわか大会』開催に向けて、市内公立小中学校の児童・生徒が「都道府県応援のぼり旗」を制作しました。
全国から集まる選手への歓迎・おもてなしの思いを込めた「都道府県応援のぼり旗」でしたが、残念ながら『三重とこわか国体・とこわか大会』の会場では使われることがありませんでした。
この四日市市の児童・生徒の思いを次回開催地に引き継ぎたいということで、昨年の12月14日に私が宇都宮市に訪問し、四日市市で制作された「都道府県応援のぼり旗」1組47本を2020年に開催中止となり鹿児島市から四日市市に贈られていた「都道府県応援のぼり旗」1組47本と併せて佐藤宇都宮市長に届けてきました。
宇都宮市は、四日市市と正式競技5競技、障害者スポーツ競技1競技が同じ開催競技となっており、以前から職員間の繋がりが深い自治体でした。
佐藤宇都宮市長も四日市市、鹿児島市の「都道府県応援のぼり旗」を快く受け取って頂き、これから始まる「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」の会場に設置されることになります。
四日市市の児童・生徒が制作した「都道府県応援のぼり旗」が宇都宮市の会場を彩ることになります。
これらの四日市市の児童・生徒の思いの詰まった「都道府県応援のぼり旗」が三重県選手団の大きな力になること、そして、「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」の成功の一助になることを願っています。
頑張れ、三重県選手団!