令和3年度がスタートしました。

 

 四日市市役所では4月1日に、「新規採用職員の辞令交付式」、「年度初めの市長訓示」を行いました。

 

 今年度新たに四日市市役所に入庁した新規採用職員は総数191人。

 

 その中には、今年度から新たに実施した「就職氷河期世代採用」5人が含まれています(400人を超える応募を頂きました)。

 

 これまでの様々な経験や行政職への想いを活かし、四日市市役所職員として活躍してくれることを期待しています。

 

 三重県最大都市をしっかりと支え、盛り上げていける四日市市役所として頑張っていきましょう。

 

 そして、昨年度は、新型コロナウイルス感染症の関係で庁内放送と文書での発信となった「年度初めの市長訓示」を、今年度は定員を通常の半分として一部の管理職を集め対面形式で行い、その他の職員にはオンライン配信やネット配信を行う方式としました。

 

 今年度の「年度初めの市長訓示」の要旨は以下の通りです。

 

 今年度のテーマは、『市役所が一丸になる』です。

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 本日から、新たな年度が始まる。

 

 昨年度は、新型コロナウイルス対応一色の1年であり、保健所、新型コロナウイルス感染症対策室、市立病院をはじめ、最前線で多くの職員が対応にあたってもらった。

 

 我々職員の働き一つ一つが、31万人の市民の皆さんの生活や生命・健康を支えるものとなることを強く意識する機会でもあった。

 

 今年度も、市民の皆さんの生活を支え、本市の発展に繋がるよう、職員それぞれが各々の職責を全うし、四日市市を盛り上げていこう。

 

 今年の大きなテーマは、『市役所が一丸になる』である。

 

 この1年は、各部署の壁を越えて、全庁的に取り組まなければならないものが大きく2つ控えている。

 

 まず一つは、『新型コロナウイルスのワクチン接種』。

 

 本市では、4月12日から高齢者へのワクチン接種がスタートする。

 

 まずは、施設入所者からの接種になるが、5月から集団接種が始まる。

 

 集団接種においては多くの人員が必要になることから、各部署に人員派遣要請が出るであろう。

 

 その際には、本来の業務があると思うが、市民の健康、命を第一に考え、ワクチン接種への応援に全面協力して欲しい。

 

 市役所が一丸となりワクチン接種を推し進めることにより、新型コロナウイルス感染症という脅威を乗り越えていきたい。

 

 そして、二つ目は、『三重とこわか国体、三重とこわか大会』。

 

 専門部署を設け、何年も掛けて準備をおこなってきた「三重とこわか国体、三重とこわか大会」が今年開催される。

 

 本市は、様々なスポーツ施設等のハード整備も積極的に行い最高の環境を整えることが出来た。

 

 大会開催時には、全庁的に多くの職員が運営に携わることになる。

 

 「三重とこわか国体、三重とこわか大会」を大きな盛り上がりとする為に、市役所が一丸となる必要がある。

 

 『市役所が一丸となる』オール市役所を目指し、頑張っていきましょう。

 

 また、先日、国が『バスタ四日市』の新規事業化を発表した。

 

 コロナ禍において、中心市街地の再開発事業に大きな道筋をつける希望溢れるニュースであった。

 

 現在、四日市市は東海エリアの中枢都市として存在感を発揮していけるまちづくりを目指している。

 

 我々はアフターコロナにおいて、確実な成長を遂げられるまちづくりを行っていかなければならない。

 

 総合計画1年目の昨年度は、コロナ対応で十分なスタートが切れなかった部署もあると思う。

 

 改めて2年目の今年度を、第一歩として力強く総合計画を推し進めていこう。

 

 我々、四日市市役所が本市のまちづくりの根幹を作り、街の未来を切り拓いていくという気概を持ち、1年間頑張っていきましょう。

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