今年度四日市市は、昨年度(令和元年度)に続き、2年連続で4月1日における保育施設の『待機児童ゼロ』を達成しました。

 

 以前、四日市市では三重県で最多の待機児童が発生しており、私が市長に就任した平成28年度は四日市市で64人の待機児童が発生しており県全体の待機児童の63.3%を占めていました。

 

 こういったことから、待機児童対策は本市の喫緊の課題で、市の子育て施策の中でも極めて重要性の高いものでした。

 

 そして、市長就任以降、「子育てするなら四日市」を掲げ、保育施設の『待機児童ゼロ』を目指して保育園の新設等の各種対応策に取り組んできました。

 

 その結果、昨年度9年振りに『待機児童ゼロ』を達成しました。

 

 一方で三重県全体をみると、4月1日時点で保育施設の待機児童が昨年度は109人、今年度81人発生しており、四日市市はいち早く待機児童対策に取り組めたといえます。

 

 しかし、現在の四日市市の現状は、保育施設の待機児童がゼロとなったものの、育休取得時には退園しなければならない状況や兄弟姉妹で別々の園に通っているご家庭もあります。

 

 今後は、私の政策集にも明示しましたが、保育枠の更なる拡大を図り、育休退園の解消、兄弟姉妹は同じ園に通える環境を整えていきます。

 

 引き続き、「子育てするなら四日市」のスローガンの下、子育て施策に力強く取り組んでいきます。