9月8日の記者会見にて、四日市市役所が行う『就職氷河期世代を対象とした職員募集』についての発表を行いました。

 

 就職氷河期世代とは、ロストジェネレーション世代とも言われ、今の30代後半から40代前半の世代を指します。

 

 この世代は、バブル崩壊後の景気低迷期に就職活動時期が重なり、多くの方が希望の職業に就けず、非正規や無職となる方も相当数いました。

 

 私も年齢的に、この世代に該当することになります。

 

 私自身は、大学卒業時には公認会計士を目指し受験勉強をしていましたので一般企業への就職活動はしておりませんでしたが、周りの仲間が就職活動で大変厳しい状況で苦しんでいたことを鮮明に覚えています。

 

 そして、未だこの世代の少なくない方が、不安定雇用等の状況に置かれているという現実があります。

 

 現在、国としても『ロストジェネレーション世代』の支援に乗り出しています。

 

 そんな中、四日市市役所としてもこの世代への支援を実施していくという方針の下、来年度からの採用に向けて『就職氷河期世代』を対象に正職員の募集を行います。

 

 募集職種は「事務職」で、募集人数は「若干名」としていますが、優秀な方を積極的に採用していく方針です。

 

 対象年齢は、令和3年4月時点で「34歳から45歳」の方で、「学歴・職務経験は不問」です。

 

 試験は、社会人基礎試験(職務を遂行する上で必要となる基礎的能力と適応性に関する試験)、適性試験、面接試験となっています。

 

 募集期間は、『令和2年9月16日~10月23日』です。

 

 四日市市役所では、就職氷河期に事務職の新規採用をストップしていた時期もありました。

 

 『就職氷河期世代』の方々の再チャレンジの機会の一つになれば幸いです。

 

 「四日市市民の為、まちの未来の為」に情熱を持って働いて頂ける方からの応募をお待ちしております。 

 

 また、四日市市役所では新型コロナウイルス感染症の影響により、離職を余儀なくされた方や就職が叶わなかった方などを対象に緊急雇用の募集を行っていました。

 

 全体で2名の応募があり、選考の結果、2名共、会計年度任用職員(パートタイム)として令和2年9月1日から令和3年3月31日の期間の採用を行っています。