四日市港管理組合や港湾関連企業からなる四日市港利用促進協議会の「四日市港アジア訪問団」は、四日市港の利用拡大や既存航路の維持、拡大を目的に11月18~22日の5日間の行程で中国(上海、大連)を訪問しました。
私は、四日市市長、四日市港利用促進協議会の名誉会長という立場から、「四日市港アジア訪問団」の団長として参加しました。
他の公務の関係から、前半3日間の上海のみの参加となりましたが、荷主企業や船会社等の訪問や「四日市港セミナー」でのプレゼンテーション等を行いました。
現在、四日市港は週16便の外航コンテナ船定期航路の寄港がありますが、これらの定期航路で最も多い寄港国は中国となります。
こういったことから、四日市港の貿易相手国として輸出入共に中国がトップとなっており、現在の四日市港の貿易のおよそ4分の1が中国となります。
昨年、四日市港における外貿コンテナ貨物の取扱量が過去最高を記録しましたが、中国とのコンテナ貨物の取扱量はここ3年で28%程度増加しており四日市港の総取扱量増加の大きな牽引役となっています。
こういった状況を見ると、四日市港の更なる利用促進において中国における荷主企業や船会社等の関係者との繋がりを更に深めていくことは大変重要なことであります。
上海において実施した「四日市港セミナー」においても、80人を上回る方に参加して頂き、有意義なポートセールスとなりました。
今後も、四日市港発展の為に国内外において積極的なポートセールスを展開していきます。