9月5、6日両日の未明に、2日続けて気象庁は四日市市に「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

 

 「記録的短時間大雨情報」とは、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測したり、解析したときに、発表する情報となります。

 

 9月4~5日においては、四日市市山城で1時間に121ミリという猛烈な雨を観測しました。

 

 市は、速やかに『災害対策本部』を立ち上げ、災害対応にあたりました。

 

 9月4日に立ち上げた『災害対策本部』を閉じる前に、翌日に新たな豪雨に見舞われるという事態となり、『災害対策本部』は3日間に渡り設置され9月6日の7時39分に廃止されました。

 

 市としては、9月5日3時10分に鹿化川流域に警戒レベル4の「避難勧告」を発令しました。

 

 現時点で、今回の大雨の被害として、床上浸水30件、床下浸水37件、車両の水没3件があったと報告を受けています。

 

 その他、多くの道路で通行障害が発生した他、多くの土砂・がけ崩れも発生しています。

 

 今後、細やかな情報収集に努め、それぞれの被害について丁寧に対応していきます。

 

 また、今週末には台風15号の襲来も予想されています。

 

 台風情報には細心の注意を払って頂き、万全の備えをお願いします。