6月27日、四日市市は三重県で初となる『自動運転導入検討会議』を設置しました。

 

 『自動運転導入検討会議』には、市、県、経済界、学識者、交通事業者を委員として、四日市市における自動運転技術の導入に向けた取り組みを行っていきます。

 

 第1回目の検討会議を、7月23日に開催し、今年度においては走行実験の実施を目指し、自動運転に係る先行事例等の調査、四日市市に適した輸送モード、導入に向けた課題の整理、産学官連携のあり方について検討を行います。

 

 そして、次年度以降に、実装に向けた取り組みに移行していきます。

 

 当検討会が立ち上がった背景には、賑わいが偏っている近鉄四日市駅周辺とJR四日市駅周辺を一つに出来ないかという思いの下、現在目まぐるしい発達を遂げている自動運転技術に着目し、近鉄四日市駅~JR四日市駅を巡回する自動運転バスを導入出来ないかというところから出発しています。

 

 また、自動運転技術の導入は、交通事業者において深刻な問題となっているバスの運転手の確保という課題の解決にも大きく貢献することになります。

 

 こういった背景から立ち上がった『自動運転導入検討会議』ですが、市、県、経済界、学識者、交通事業者が集う貴重な会議体ですので、郊外における端末交通の可能性や物流の効率化等の本市の課題解決に繋がる様々な点についても幅広く検討していくことになります。

 

 全国的に注目を集めている「自動運転技術」に四日市市も積極的にチャレンジし、新しい可能性を切り拓いていきます。