四日市市立三重西小学校が『平成31年度 子供の読書活動優秀実践校に対する文部科学大臣表彰』を受けました。

 

 本年度、三重県の小学校では2校が当表彰を受けており、その内の1校が三重西小学校でした。

 

 当表彰は2002年度から始まり、本市の学校の表彰は一昨年度の富洲原中学校、昨年度の南中学校に続き3校目となり、小学校としては初めてとなります。

 

 四日市市は子ども達の読書活動に力を入れており、その結果が3年連続の文部科学大臣表彰につながったといえます。

 

 三重西小学校では、「ふれあい読書」と題して、6年生が1年生の教室で紙芝居や読み聞かせを行っており、読書を通した子ども達の交流が進められています。

 

 また、「図書室の本をみんなで選ぶ総選挙!」を実施することで、児童の意見を反映した本を購入するなど、児童が主体的に本に関わる機会をつくっています。

 

 更には、司書教諭を中心に、派遣司書や図書支援員と協働した様々な取り組みも行っており、特に、図書館ボランティア「どんぐりの会」による読み聞かせや読書環境整備は、子ども達の読書活動推進に大きな役割を果たしています。

 

 そして、国語科の読書単元と関連させ、本の紹介を1分程度のスピーチで行ったり、ビブリオバトル(書評合戦)を実施したりするなど、読書活動を通した思考力・表現力の育成も図られています。

 

 なお、平成29年度より2年間、市の読書活動推進校の指定を受け、その取り組みを市内の学校図書館担当者研修会で発信、普及を行っており、本市の読書活動を牽引しています。

 

 「教育するなら四日市!」

 

 四日市市の教育に対する多くの取り組みが、全国的に評価されています。