四日市港管理組合や港湾関連企業からなる四日市港利用促進協議会の「四日市港アジア訪問団」は、四日市港の利用拡大や既存航路の維持、拡大を目的に11月11~15日の5日間の行程でインドネシア共和国、シンガポール共和国を訪問しました。

 

 私は、四日市市長、四日市港利用促進協議会の名誉会長という立場から、「四日市港アジア訪問団」の団長として参加しました。

 

 特に、四日市港にとってインドネシアは非常に重要な貿易国となります。

 

 四日市港からの輸出、四日市港への輸入共にインドネシアは第3位となっており、四日市港の定期航路サービス17の内、2サービスがジャカルタに直接寄港しています。

 

 日本の主要港においても、ジャカルタを直接寄港するサービスを持っていない港もあり、四日市港の優位性がある航路となっています。

 

 更に、四日市港とインドネシアとのコンテナ取扱量はここ3年間で16%増加しており、四日市港の総取扱量を今後増加させていく上でも欠くことの出来ない相手となります。

 

 今回の訪問では、インドネシアとの間のコンテナ貨物の集荷拡大を図るため、ジャカルタにおいて現地関係企業等を対象に「四日市港セミナー」を開催し、四日市港のPRを実施した他、インドネシアに立地する荷主企業やシンガポールの船会社等を訪問し、四日市港のポートセールスを行って来ました。

 

 ジャカルタでは初めての「四日市港セミナー」でしたが、当初の予想の80人を上回る108人の方に参加して頂き、インドネシアにおける四日市港に対する関心の高さが伺えた有意義なポートセールスとなりました。

 

 今後も、四日市港発展の為に国内外において積極的なポートセールスを展開していきます。