今年から始まった四日市港への外国客船の寄港。

 

 これまで、イタリア客船の「コスタ ネオロマンチカ」が1度、イギリス客船の「ダイヤモンド・プリンセス」が3度の寄港ありました。

 

 そして、11月4日に今年度最後の外国客船の寄港(「ダイヤモンド・プリンセス」)があります。

 

 これまでの実績として、「コスタ ネオロマンチカ」は1,500人程度、「ダイヤモンド・プリンセス」は2,800人程度の乗船客となっています。

 

 内、外国人の割合は「コスタ ネオロマンチカ」が2割程度、「ダイヤモンド・プリンセス」が2~4割程度となっています。

 

 ここ2回の「ダイヤモンド・プリセス」の寄港では、1,000人を超える外国の方が四日市港に寄港してもらったことになります。

 

 朝、四日市港に着港し夕方から夜に出港する外国客船の乗船客の行動パターンですが、3割程度が客船企業が用意するオプショナルツアーに参加します。

 

 残りの7割の方は、船に残り1日過ごされる方もいますし、四日市市のまちの散策をされる方や地元が準備したショートツアーに参加される方などに分かれます。

 

 四日市港客船誘致協議会では、岸壁⇔近鉄四日市駅間の連絡バスを走らせていますが、このバスを利用する方が回を重ねる毎に増えており、前回の10月7日においては1,365人にご利用頂けました。

 

 かなり多くの方が中心市街地に足を運んで頂けているといえます。

 

 これまで、外国客船寄港の日に、中心市街地で「ベトナムフェア・クラフトビールフェア」「四日市一番街のアーケート下での将棋大会」「秋の四日市祭」など大きなイベントも開催されており、中心市街地の散策を楽しんで頂けました。

 

 実際に、私もイベント等に参加していましたが、まち中を歩く外国人の方を多く見かけました。

 

 外国人に関わらず乗船客の方々が中心市街地を楽しみ様々なものを消費して頂くことは四日市市においても大きな効果があります。

 

 一方で、外国客船の寄港を見ようと、多くの方が四日市港に足を運んで頂いております。

 

 最初の「ダイヤモンド・プリンセス」の寄港の際には、8,710人もの方が一般見学者として四日市港に来て頂きました。

 

 外国客船の見学が、四日市市の一つの観光資源になっているということです。

 

 岸壁での地場産品の販売やマルシェなども開催されており、大きな賑わいとなっています。

 

 こういった良い流れを更に高めていくことが、四日市港の大きな課題です。

 

 来年度も外国客船の四日市港への寄港は続きますが、11月4日の「ダイヤモンド・プリンセス」の寄港は今年度最後の寄港となります。

 

 全長290mの「ダイヤモンド・プリンセス」の姿は圧巻です。

 

 まだ、ご覧になってない方は是非四日市港にお越し下さい!

 

これからも、四日市港への外国客船誘致頑張って取り組んでいきます。