4月1日、四日市港の霞ケ浦ふ頭と伊勢湾岸自動車道・みえ川越インターチェンジ付近を結ぶ『四日市・いなばポートライン〔臨港道路 霞4号幹線〕』が開通しました。

 

 『四日市・いなばポートライン』は、全長約4.1kmで大部分が高架となっており、海の上を走る道路となります。

 

 4月1日の開通式典出席後に、私も実際に車で『四日市・いなばポートライン』を走りましたが、港が一望出来ることと、海側から四日市市・川越町の街並みを見る事が出来、素晴らしい眺望でした。

 

 『四日市・いなばポートライン』は四日市市そして、四日市港にとって大きな効果をもたらします。

 

 霞ヶ浦ふ頭からみえ川越ICまでの所要時間が大幅に短縮され、物流の効率化が進み、より広域に四日市港を利用頂ける様になり、物流面での四日市港の優位性が高まります。

 

 また、霞ヶ浦ふ頭へはこれまで「霞大橋」しか道路アクセスがありませんでしたが、今回の開通で霞ヶ浦ふ頭に繋がる道路が2本になります。

 

 国道23号線等の周辺道路の渋滞緩和や港としても災害時の代替輸送ルートが確保出来ることになります。

 

 更に、名称に「四日市」、そして、自らの私財を投じて四日市港の礎を築いた稲葉三右衛門翁の名前「いなば」が入っており、四日市市民の誇りの醸成に繋がり、市民からも愛される道路となる事でしょう。

 

 2006年の着工から、12年を経て完成した『四日市・いなばポートライン』。

 

 四日市市にまた一つ新たな名所が誕生しました!