6月9日から四日市市議会 6月定例月議会が開会し、6月15日から一般質問がスタートしました。


今回も私は一般質問の機会を頂き、以下の質問通告を行いました。


【森智広一般質問予定日時:6月16日(木) 14時45分~〔30分〕】

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1.増える待機児童問題に光は見えるか

(1) なぜ、待機児童が増えるのか

(2) 市の対応状況は

(3) 何がボトルネックなのか

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今回の一般質問は、30分と短い時間で1項目とシンプルな構成になっています。


今回のブログでは、『増える待機児童問題に光は見えるか』についてのアウトランを書いていきます。


前回のブログで、増加し続ける四日市市の待機児童の現状について紹介しました。


《参考ブログ》

・【四日市市/まだ増える待機児童】平成28年度過去最多の待機児童64人、空き待ち人数197人を記録

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12169855517.html


平成27年度、四日市市は1年間で145人の保育所の定員数を増加させました一方で、保育所への入所希望者は1年間で156人増えました。


つまり、保育所への入所希望の拡大に、保育所整備が追い付いてないのです。


今後も女性の社会進出が進みこの流れは、今後も続くと予測出来ます。


では、待機児童減らす為に本市はどういった取り組みが必要になってくるのでしょうか。


ここで一つポイントになってくるのか、『保育士の確保』です。


こども未来部によると、四日市市は厳しい保育士不足には陥っていないが、保育士の確保は難しくなってきているとの事でした。


そして、保育士が追加で安定的に確保出来ればある程度の待機児童解消にはつながるとの事でした。


では、四日市市における保育士の状況はどうなっているのでしょうか。


こども未来部に確認すると、時間数で人数を換算した数値によると、平成28年度時点で全体の職員に占める正規職員の割合は、44.4%と職員の半数以下になっている事が分かりました。


平成25年度には正規職員割合が50.35%であったのが、年々正規職員割合は低下しているという状況です。


正規職員割合の低下が、保育士の責任が非正規職員に降りかかってきているという現状があります。


また、近隣自治体と保育士の臨時職員の賃金時間単価を比べると、三重県の最大市である四日市の臨時職員の給与水準がそれ程高くない事も分かってきました。


次回のブログで、四日市市における保育士における臨時職員の賃金水準について踏み込んでいきたいと思います。


≪関連ブログ≫

・【四日市市/まだ増える待機児童】平成28年度過去最多の待機児童64人、空き待ち人数197人を記録

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12169855517.html