『今、教育現場に何が必要か?』をテーマにする第5弾ブログです。


 これまで、当テーマで『普通教室へのエアコン設置関連』について2つ、『中学校給食関連』について2つの合計4つの記事を書いてきました。


《普通教室へのエアコン設置関連》

・【今、教育現場に何が必要か?】教育現場の今後の大型投資に迫る!~小中学校特別教室にエアコン設置~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12026576743.html


・【今、教育現場に何が必要か?③】普通教室へのエアコン設置をどう考えるか

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12060217391.html


《中学校給食関連》

・【今、教育現場に何が必要か?②】どうなる中学校デリバリー給食~検討会が発足~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12041910679.html


・【今、教育現場に何が必要か?④】中学校給食について考える~完全給食の実現可能性は?~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12064395708.html


 今回のブログでは、これらのブログから四日市市で教育現場をどう充実させていくかの方向性を探っていきたいと思います。


 人口減少、高齢化社会の到来により、医療・福祉関係に割かれる予算が増え、各自治体が裁量を持って使用出来る予算枠は縮小傾向にあり、財政は非常に圧迫されています。


 四日市市においても、その状況に変わりはありません。


しかし、子ども達に対する教育の予算はしっかりと確保していかねばなりません。


 本当に教育現場で必要な投資を優先順位を付けて実施していく必要があります。


 定期的に生じる修繕等の予算は別として、今後考えられる大規模投資の候補として『普通教室へのエアコン設置』、『中学校完全給食導入』が考えられます。


 共に、沢山の方から設置、導入の声を多く頂きます。


 議会においても、両者を主張される議員の方は多くいます。


 以前のブログでも書きましたが、過去の資料を見ると「普通教室へのエアコン設置」の初期費用は約25億円、「中学校完全給食導入」に掛かる初期費用は約20億円となっています。


 現在、四日市市では、平成28年度末までに小中学校の特別教室(図書室・視聴覚室・音楽室)へのエアコン設置を進めています。


 従って、平成29年度以降、普通教室へのエアコン設置の議論が出てくるでしょう。


また、「中学校完全給食導入」については、現在、中学校給食検討会が発足しており、当会が今後一定の方向性を示すことになります。


 初期費用としては、両者は大きな隔たりはありまえん。


 ですから、市民の声の多い両者をどう優先順位を付けて実施していくのか、しっかりと市民ニーズを汲み取っていかねばなりません。


 一つ一つの施策について、個々で議論する必要もありますが、行政運営を考えると相対的な分析議論も必要です。


 真のニーズを掴むには、沢山の方のご意見が必要です。


 「普通教室へのエアコン設置」か「中学校完全給食導入」か、皆さんはどちらを望みますか。

両者に20~25億円の初期費用を掛ける価値を見出せますか。


若しくは、どちらも望みませんか。


 私の現段階の個人的な意見としては、普通教室へのエアコン設置の必要性は低いと考えています。


 しかし、私自身ももっともっと個別施策について勉強し知識を蓄えなければなりません。


自らの価値観だけで無く、多くの方の価値観を知ってみたいと思います。


 当ブログをきっかけに、議論を喚起出来ればと思います。


【関連ブログ】

 

・【今、教育現場に何が必要か?】教育現場の今後の大型投資に迫る!~小中学校特別教室にエアコン設置~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12026576743.html


・【今、教育現場に何が必要か?②】どうなる中学校デリバリー給食~検討会が発足~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12041910679.html


・【今、教育現場に何が必要か?③】普通教室へのエアコン設置をどう考えるか
http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12060217391.html


・【今、教育現場に何が必要か?④】中学校給食について考える~完全給食の実現可能性は?~

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-12064395708.html