四日市市立の中学校のお昼は現在、「弁当」か「民間業者が配達するデリバリー給食」かの選択制になっています。


 以前は、全ての生徒が弁当を持参していましたが、2008年度からデリバリー給食を段階的に導入してきました。


 デリバリー給食導入によって、生徒は従来の「弁当」のみから、「弁当」か「デリバリー給食」かを選択出来るようになり、選択肢は広がった訳ですが、この「デリバリー給食」の喫食率は20%台で推移しています。


 そして、生徒や保護者へのアンケートによると、「冷たい」「おいしくない」「予約が面倒」等デリバリー給食の評判があまりよくありません。




 こういったデリバリー給食の現状を踏まえ、今後の中学校給食の在り方を検討する『中学校給食検討会』が5月に発足しました。


 第1回の『中学校給食検討会』では、温かい料理を配膳できる「食缶方式」や「自前調理の給食」を要望する声もあったとのことです。


 私も沢山の親御さんから、「中学校給食」改善に対するご意見・ご要望を頂きます。


 お隣の鈴鹿市では、市立中学校10校に対して今年度からセンター方式による自前調理の中学校給食がスタートしました。


 鈴鹿市では、総額24億円を投じて中学校給食センターを建設しました。


そして、中学校給食センターのランニングコストに、年間3億2千万円が掛かる予定です。


 四日市市議会においても、自前調理による中学校完全給食を望む声もあります。


限られた財源の中、四日市市市立中学校の給食をどう考えてくか、大きなタイミングを迎えていることは確かです。


 当ブログにおいても、様々な視点から『中学校給食問題』を掘り下げていきたいと思います。


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