『今、教育現場に何が必要か?教育現場で何が求められているのか?』


 このテーマについて当ブログにて連載形式で取り上げ、大きな問題提起をしていきたいと思います。


 私はかねてから、将来の四日市、将来の日本を背負っていく子供たちの為に、国や地方自治体は多くの予算を投じていかねばならないと考えています。


 少子高齢化に加えて、若い世代の投票率の低下が進む中、政治の現場では票になる高齢者に傾斜した予算配分が行われる傾向があります。


 次の世代への投資つまりは、今後の四日市を第一に考えた教育予算の拡充は重要な課題となっています。


 しかし、市の財源は限られています。


 四日市市議会でも、一般会計で1,183億円、全会計で2,580億円の予算をどう活用していくかを真剣に議論・検討していかねばなりません。


 ただやみ雲に、教育予算を拡充しても意味がありません。


本当に必要なサービスに、予算を投じていくことが必要です。


 では、今の教育現場で行われる四日市市の短期的な投資計画を整理しておきます。


 私が教育民生常任委員会 副委員長を担当していた時期の平成26年2月定例月議会 教育民生常任委員会の予算審議で、『小中学校におけるエアコン設置』に関する議論が大きく取り上げられました。


 私も当時のブログで、その時の議論の内容を発信しています。


【過去ブログ】

<2月議会 教育民生常任委員会>小中学校にエアコン設置!学校にどこまでエアコンが必要か?

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11790673914.html


 簡単に説明すると、平成26年2月定例月議会において、四日市市議会は四日市市が平成26年度から平成28年度に掛けて総額4億5,800万円を投じて「小中学校の特別教室(図書室・視聴覚室・音楽室)」にエアコンを設置する計画を認めました。


 そして、現在各小中学校で特別教室へのエアコン設置が進められています。


 前年度の平成26年度に図書室へのエアコン設置を終え、今年度に視聴覚室へのエアコン設置が行われる予定です。


 ちなみに、小中学校の特別教室全てにエアコンが設置された場合の年間のランニングコストは、1,700万円とされています。




 当計画は、現在粛々と推し進められている状況です。


ではこの後、中期的に四日市市の教育現場にどの様な投資が計画されているのでしょうか。



この部分について、次回のブログで触れていきたいと思います。