12月23日の記者会見にて、『令和7年度 四日市市十大ニュース』を発表しました。

 

 十大ニュースは、「新しく取り組んだ事項」、「市政を運営する上で重要な事項」、「市民生活に大きくかかわる事項」などの基準に照らし、四日市市の令和7年中の出来事から10項目を選んでいます。

 

 今年は、3年振りの四日市花火大会の開催や年末に中心市街地のシンボルとなる円形デッキ『よんまるテラス』の供用開始等の明るい話題があった一方で、9月には観測史上最大となる1時間123.5mmの雨が降り市内で多くの浸水被害が発生しました。

 

【令和7年 四日市市十大ニュース】

■市内で国道、県道、市道が供用され、道路のネットワーク化進む〔3月〕

⇒3月に「国道1号北勢バイパスの一部区間(市道日永八郷線~国道477号バイパス)」、「県道四日市鈴鹿環状線采女北工区」、国道1号北勢バイパスと県道8号(四日市鈴鹿環状線)を結ぶ「市道垂坂1号線」が開通し、道路ネットワークが形成。

 

■総合計画後半5年始まる〔4月〕

⇒令和6年度に中間見直しを行った四日市市総合計画2020~2029の後半5年間が始まる。後半5年間の計画に新たに、こどもまんなか社会やカーボンニュートラルの実現、デジタル化の促進に関する取り組みを追加。

 

■小規模特認校制度による受け入れ開始〔4月〕

⇒学校の小規模化等による教育課題の解消や就学環境の充実を目的として、学区外への通学を認める小規模特認校制度を自然環境豊かな地域の特性や少人数教育の良さ・強みを活かした教育活動を進める水沢小学校で開始。初年度3人が利用。

 

■多様なこどもの居場所づくり実証事業がスタート〔7月~〕

⇒市が主体となり、高校生年代対象のヤスジマベース(じばさん2階)の他、小中学生対象にあさけプラザ、八郷・内部地区市民センターにて、居場所づくりのための取り組みを開始。特に、ヤスジマベースは国のモデル事業にも採択。

 

■地域ブランド「泗水十貨店」本格販売開始、湧き出る本市の魅力〔7月~〕

⇒本市の選ばれた事業者とこだわりの商品を集めた地域ブランド「泗水十貨店」が、お菓子や工芸品等全20商品で本格販売開始。10月に公開したシティプロモーション動画「必見 四日市3~帰ってきた翔~」でもPR。

 

■3年ぶり四日市花火大会再開〔8月〕

⇒令和4年の開催を最後に休止していた四日市花火大会を、観覧会場を千歳町第2・3埠頭、打ち上げ場所を東防波堤に変更し3年ぶりに再開。観覧席8,000席に対し、3.5倍を超える応募に。約3,000発が四日市の夜を彩る。

 

■9月12日からの大雨に伴う災害と復旧、生活再建に向けた取り組み〔9月〕

⇒9月12~13日にかけての継続した大雨により、観測史上最大となる1時間123.5mmの雨量を記録。複数の地区で多数の床上・床下浸水が発生した他、くすの木パーキングに甚大な被害が生じる。市役所が一丸となり生活再建、復旧にあたる。

 

■天津市との友好都市提携45周年〔10月〕

⇒四日市市と中華人民共和国天津市との友好都市提携が10月28日に45周年を迎えた。45周年の節目に、公式訪中団が天津市を訪問し記念事業等に出席。また、経済交流団の受入や青少年スポーツ交流団の派遣、地球環境塾等の交流事業を実施。

 

■ステップ四日市の介護予防・認知症への取り組みが注目を集める〔11月〕

⇒ステップ四日市(介護予防等拠点施設)での介護予防の取り組みが「第14回健康寿命を延ばそう!アワード」で厚生労働大臣優秀賞を受賞。また、認知症当事者、認知症フレンズ等のチームオレンジ活動に松平健さんからメッセージが届く。

 

■円形デッキ「よんまるテラス」供用開始〔12月〕

⇒中心市街地の新たなシンボルとなる円形デッキの工事が完了し、12月20日に供用開始。約5千人、合計1万件を超える応募があり、9候補の市民投票により愛称が「よんまるテラス」に決定。150人を超える多くの関係者が集まりテープカット。