リブログ記事「人は一週間で変われる」シス単vsちびっこの話
奈良・大阪の家庭教師&大学講師のもりぐちです。この単語帳の記事から5カ月後のお話です。小6のちびっこが選んだのは『中学版 システム英単語』。ひとつひとつわかりやすくと5分迷った末の選択でした。お母様が「中学校に入ってから同じことを勉強しなおすのは大変やで,覚えていこな」と仰ってくださり,①1日4個ずつ単語を読み書きできるようにする ②週に2回はお休み という勉強ルールができたようでした。私もその進捗に合わせて小テストを作成し,見守りに徹していました。最初の方は「あいさつ」とか「自己紹介」程度ですから文もそのものの構造も簡単でとっつきやすく,そこそこ良い点も取れていたのですが,「単語」しか覚えていないところが気がかり。第2回あたりのテストでNice to meet you, how. と書いてしまっているのですね。練習したノートを見せてもらったら,「も too」の直後に how を練習していたのです。ハハーンこれは後々問題が出るけれど,それまでは(自分ルールがせっかく確立できているのだから)黙っていようとその日を待っていました。待つのも仕事の一つです。さて,8月。ようやくその時がきました。(クリックで拡大できます)↑採点されながら静かに涙を流したちびっここんなに真っ白なのは初めてですね。ようやく来ました私の出番!今まで黙っていた理由と今ここで私がしゃしゃり出る理由を説明し,オススメの方法があるけれどやってみる?と促して勉強の方法を変えてもらいました。単語を覚えるのが英語じゃないんだよね。せっかく,文型バッチリで,習っていない単語もそこそこ読めるくらいのフォニックス技術が浸透して,基礎英語1が1年分終わっているのに,日・英の単語を1対1対応でしか覚えていないようでは,英語は使いこなせないことがこの第5回のテストで痛いほとどわかったようです。その1週間後,第6回。(テスト作りが間に合わずスッカラカンな問題ですが口頭で何とかしました……)文のかたちが複雑になるs-20あたりからのやり直しと,s-40から新規の文の学習とで夏休み後半は少しheavyだったと思います。2倍以上の分量だったのに,おめでとう🎊たった1週間で,見事に変わりましたね。この時彼はようやく気づいたようです。このテストのルールは,単語テストなのにスペルが書けなくてもOKという不可解なものですが,単語が書けてほしいのではないという私の意図があったわけです。ただしい文型で,正しい語順で,表現できるようになってほしいのです。この1週間,彼に守ってもらったのはたった1つ。「その日覚える文の日本語訳を,単語カードに写して持ち歩く」。ゲームが終わった後。トイレから戻ってきた時。モンスターボール投げ終わった時。一日何回でも,ふとした瞬間に目につけば,「あ,これなんだっけ」と考えるきっかけが作れます。いかにきっかけを作るか。それだけで,これだけ結果が出ます。机に向かって鉛筆すり減らしてノートを消費するだけが勉強ではありません。いっぱい見て,いっぱい口に出して耳で聞いて,それが語学勉強の第一歩!おめでとうちびっこ!残り1週間,良い夏休みを。