ベルサイユ宮殿の続きです。

鏡の回廊。全長73m、当時はとても高価な鏡を張り巡らせ、天井画と彫刻、シャンデリアが続きます。完成当初、シャンデリアのロウソクに火を入れたら、天井画がロウソクのススで汚れてしまい、その後は点火するロウソクを間引いたそうです。(笑)




回廊から庭園の眺めが気持ち良い。


平和の間。戦争の間と対で、幸せモードです。



王妃の寝室。マリー・アントワネットのベッド、当時王族にはプライバシーはなく、お産も公開していたそうです。王の子を間違いなく産んだことを第三者が確かめる意味があったとのこと、トホホですね。


マリー・アントワネットがこんな豪華な寝室より王妃の村里を好んだ理由が分かります。


貴族の間。マリー・アントワネットの謁見室


大膳式の間。王と王妃が公式に食事をした部屋


マリー・アントワネットの肖像画


衛兵の間。王妃の護衛が詰めていた部屋


戴冠の間。ダヴィッドの「ナポレオン1世の戴冠式」がありました。ルーヴル美術館展示の作品の2作目(レプリカではない)


庭園が広く、運河まであるびっくりマーク


権力者の考えることは洋の東西を問わず、形は違いますが京都の二条城を思い起こしました。

4年前にパリを訪れた際、コンシェルジュリー(マリー・アントワネット終焉の地)でマリー・アントワネット展を観ました。マリー・アントワネットの遺品の展示が主でしたが、締めは処刑直後のマリー・アントワネットの遺体の写真でした。文化の違いを痛感した次第です。