早い夏休み その9
インターラーケンから見る有名3山を,好天の中見ることができた前日。
でも,どうやら本日,あまり良いお天気ではないインターラーケン。
昨日行けてラッキーだったか。
本日は,超早起き。
だって,インターラーケンから車で片道3時間ほど移動しますから。
赤の矢印がインターラーケン,青の矢印がZermatt(ツェルマット,1620m)。
で,直線距離はあまりないんだけど,実は2つの街のあいだに,
前日訪れている3山がそびえたっているのです。
なので,回り道。
またもやGrimselpassを通ります。
これまでと,行きと帰りでトータル4回だぞ(笑)。バカだな,私。
実はツェルマット,車では入れません。
規制してるんだね,環境保護も含めて。
なのですぐ手前の,Taesch(テシュ,aeはウムラウトのa)で車を停めて,
電車でツェルマットまで行きまーす。
ツェルマットから電車をさらに乗り換え。
Gornergrat(ゴルナーグラート,3089m)の展望台に向かいます。
見えてきた風景はこれ。
雲に隠れてるマッターホルン(Matterhorn,4478m)。
マッターホルンは単峰だから,雲がかぶりやすいんだよね。
でも,周りは晴れてるから,風の様子によっては見えてくるはず♪
インターラーケンは天気が悪かったけど,こっちはそれなりに良い感じで,来て良かったと思った瞬間でした。
山を見る日に毎回晴れてるなんて。
ゴルナーグラート展望台から見た風景はこんな感じ。
左氷河はGornergletscher,中央の山の左側がNordend(4609m),右側がDufourspitze(4634m),右氷河はGrenzgletscher。
中央氷河の左に曲がっているのがGrenzgletscher(上と同じ),中央氷河の右に曲がっているのがZwillingsgletscher,中央の山がLiskamm(4527m)。
左側の氷河はSchwaerzegletscher(aeはウムラウトのa),右側の氷河はBreithorngletscher,その氷河の上の白い帽子の山がBreithorn(4164m),右側の尖った山がKlein Matterhorn(3883m)。
で,マッターホルンはこんな感じ。
ちなみに,マッターホルンの左側の白く雪が降り積もっている部分はゲレンデ!
展望台からの景色は雄大です。。。
そして,短い時間だったけれど,雲は晴れ,マッターホルン丸出し!!
良い物見たなーと思いつつ,もうちょっと欲張ってみたくなって。
2つ上の写真にちらりと写っている尖った山,Klein Matterhornにももう一つ展望台があるってことで,そちらにも行くことに。
Klein Matterhornって名前の通り,小さなマッターホルン(笑)。
形が似てるんだね。
ゴルナーグラート展望台から,一度街まで降りて,今度はゴンドラで登ります。
ゴンドラには上の写真のゲレンデなどで滑るスキーヤーやボーダーが沢山。
近くに氷河があったり,富士山級の高さのゲレンデにゴンドラで簡単に登れるこの環境,恐るべし。
ちなみに,ゴンドラで登る終点のKlein Matterhornの標高は3883mで富士山より高く,それを約40分ほどで一気に登っちゃいます。
だから,時々,高山病になっちゃう人もいるみたい。
ケーブルのルート下。
ケーブル駅はこんな感じ。
マッターホルンの見える角度も徐々に変化。
そして,展望台から見ると。。。
一番右の三角形のお山です。
ここでも雲はほとんどなく,マッターホルンやブライトホルンを綺麗にみることが出来て,満足,満足。
富士山よりも高い場所へ,富士山に登る前に行っちゃった。。。
まったく高山病にもならなかったけど,風景のおかげかな?
でも40分ほどで一気に富士山って,スイス凄いよね。
帰りもサクッと40分ほどで下山。
そしてインターラーケンまで,また3時間ほどドライブして帰ったのでした。。。
そういうわけで,その10に続く。