こんにちは。

京都のライター/コンサルタントのナガオヨウコです。

 



 

京都・宇治田原町には「湯屋谷(やんたん)」というエリアがあります。

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

 

わかりやすいマップはこんな感じなのですが

(マップ、右下らへんが湯屋谷(やんたん)エリア)

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

車のナビでは、

道なき道を進んでおりました。

 

湯屋谷(やんたん)の散策パンフレットは

近隣の施設などで配布されておりますので

訪問前に入手しておくことをおすすめします。

 

こちらのサイトでも見られます→

「散策マップを見る」から

詳細地図をご覧ください。

 

↓こういうの

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

 

地元の方に

「ぜひ行ってほしいわあ〜」とお聞きして

訪ねたのが

永谷宗円(ながたに そうえん)の生家。

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

写真、右の道路を進むと

茶宗明(ちゃそうみょう)神社。

 

写真左側、丘みたいなとこの上に

永谷宗円(ながたに そうえん)の生家があります。

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

なお

宇治田原は「お茶推し」。

宇治市など周辺の市町村をあわせて

「お茶の京都」として売り出し中。

 

※でも、最近の宇治田原はハート推し

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

永谷宗円さんは

現在のお茶の流れにつながる

煎茶の技術を確立した方だそう。

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

生家の中は、

基本的には平日は開放されていません。

 

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

が、たまたま

「湯屋谷宗円さんの里づくり会」の方がいらっしゃって

いろいろお話をしていただきました。

 

以下

宇治田原いいとこガイドより、抜粋。

 

宇治茶の主要産地である宇治田原町。

 

現在、全国で日常的に普通に飲まれている緑茶ですが

じつは

宇治田原町の湯屋谷がその発祥地といわれます。

 

江戸時代中頃、

湯屋谷で茶業を営む

永谷宗円という人物が

15年もの歳月をかけて製法を研究し

色・味・香りに優れたお茶を開発。

 

庶民の飲むお茶が

茶色い粗末なものから

緑色のおいしいお茶に変わった

歴史的転換点です。

 

宗円は江戸に上り、

茶商・山本嘉兵衛(のちの山本山)を通じて販売。

 

宗円のお茶は

「天下一」という名で

たちまち流行したそうです。

 

この製法は「青製煎茶製法」と呼ばれ

今日の日本緑茶の製法の礎となりました。

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

敷地内には

お茶の木がありました。

 

お茶の木、

こんなに近くで見るの初めて。

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

お茶の実。

初めて見た。

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

庭に

屋根付きの休憩場所がありました。

 

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

休憩所の屋根は

緑の苔に覆われていて

風情ありあり……

 

なのですが

 

木の実が落ちてきて発芽したり

お手入れが大変ということで

近々、苔むす屋根はなくなるそうです。

 

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

庭の杉も

もうすぐ切り倒されます。

 

杉があるため陰ができ

母屋の屋根に苔が生えやすくなったり

内部も傷みやすくなってしまったり

というのが理由。

 

 

宇治田原 湯屋谷 やんたん 永谷 宗円 生家

庭にあった、信楽焼のタヌキ。

 

よくある信楽焼のタヌキは太っちょですが

これは40〜50年前くらいのものだそうで

ちょいスリム。

で、かわいい。

 

「湯屋谷宗円さんの里づくり会」の女性と

いっぱいお話できましたが

お話の内容は

永谷宗円さんのことよりも

 

「サルなどの獣害」

 

が、主でした。

 

田舎暮らしって憧れたりしますが

 

「お花の球根が鹿に食べられまくり」

「家の中で猿が暴れる」

「布団にムカデ」

 

という話を聞くと

大変すぎる……!!

と、思っちゃいます。

 

 

都会は都会の大変さがありますが

田舎は田舎で大変そう。

 

程よい場所ってあるんかなー。

 

 

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●永谷宗円 生家

 

京都府綴喜郡宇治田原町湯屋谷空広

0774-88-6638(宇治田原町 産業観光課)

9:00〜17:00

※内部公開は土日祝のみ

入場無料