プレミアムサービスというものに手を出してしまった。
だからというわけではないけれど、終日イヤフォンで好きな曲を聴いている。
それなりに気分が揚がる気がするけれど…
時々、懐かしい曲にあたってしばしその曲を聴いていた頃に気持ちがタイムスリップする。
すごく好きでかなり聴いてたスピッツにミスチル、宇多田ヒカル、
古い洋楽、フィルコリンズやサイモンとガーファンクル、ビートルズ、クィーンにバックストリートボーイズ、ボンジョビ、ジュリアフォーダム、シンディーローパー、ビリージョエル…。
ただ、流れるとすぐ他に切り替えてしまう1曲がある。
ミスチルの「HANABI」・・・。
ずっとあとでドラマの主題歌だったと気づいた。
でもそのドラマのせいではない。
多分、ワタシのその当時の状況が闘病だったことが原因だと思う。
ミスチルの曲は、とても好きでワタシにしては珍しくライブにも2回ほど行った覚えがある。
なのになぜか「HANABI」を聞くともやもやして別の曲に飛ばしてしまう。
もちろんその歌詞も曲想もとてもいいと思うし、多分絶対名曲だと思う気持ちはある。
でも、ダメなんだ。
トラウマなのか目を閉じてしまうと猶更赤い点滴薬とそのあとにくる無力感が
どうしようもなく気もちをかき乱して聞いていられなくなる。
忘れたふりして普通の生活を送っているのに…
あれからもう10年以上の時が過ぎているのに‥‥
体は決して忘れていない。
抗ガン治療の辛さ…。
胸苦しさと不安がこみあげてくる。
ワタシだけだろうか。
この感覚は、死ぬまで続くんだろうか。
ずいぶんと体を傷つけてきたからこれはその仕返しなのかもしれない。
だから、できるだけ最近出会った曲ばかり聴く。

