こんばんは
国際認定テクニカルアナリストのもりです。
先週のドル/円は70銭程度しか動かず、引き続き
ボラの低い状態が続いていますね。
また、先月のドル/円は過去20年間で
2番目に動きませんでしたね。
下記のドル/円週足チャートをみると、2014年5月
から52週移動平均線が下値サポートとして意識
されている模様ですが、近い将来、下抜けてくる
とみています。
ドル/円 週足
何故、下抜けるとみているかというと、
1月2日に高値105.47円を示現し、その後は
高値が切り下がり、安値が水平の下降三角形型
(ディセンディングトライアングル)の三角保合
を形成しています。
通常、この三角保合が形成された場合、
保合いを下放れるとされています。
何時、下放れるかというと、この三角保合の始点
から頂点までの期間の4分の3が経過する8月
中旬以降になると考えています。
ただし、ウクライナ情勢やイスラエル、イラクなどの
中東情勢が激化し地政学リスクが高まった場合には、
今週中にも上記の三角保合を下放れる可能性がある
と考えています。
2月4日の安値100.75円を下抜けた場合には、
ヘッジファンドが投機的に円買いを仕掛けてくる
可能性があるため、ご留意下さい。
ちなみにヘッジファンドのファンドマネジャー達
は103円を越えたら円売り、100.75円を下抜け
たら円買いを考えているそうです。
最後まで読んでいただき有難うございました。
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