今日は9.11。
アメリカ同時多発テロが起きた日。

テレビでは、個人のビデオカメラに収められた映像を集めたドキュメンタリー番組を放送してました。

映っている内容もショッキングでしたが、撮り手がプロじゃない分、映像のブレなんかにも動揺が顕れているようで余計に生々しく感じられました。

印象的だったのは、WTCが崩壊した直後のNY市民のインタビュー。

「アラブ諸国を叩きつぶせ!」と叫んでいる中年男性がいました。

2010年の日本にいれば「まあまあ、落ち着いて。」と思うところですが、もし自分の住む街で同じことが起きたら?もし自分の家族や友人が犠牲になったら?自分が同じようなことを口走らない自信はありません。

歴史上の出来事を○と×に分類できるとは思いませんが、このテロ事件の前にも後にも、大きな悲しみと憎しみが連鎖していることは間違いありません。
平和を望まない人なんていないはずなのに、それを実現することがこんなに難しいとは。

あの事件から9年経った今日。
キリスト教会がコーランを燃やす計画があったなんて聞くと本当に悲しくなります。