2013年1月9日(水)


昨日、「御神籤」を引いたら「大吉」だったと書きましたが、境内に御神籤の花が咲いていました。

            

モルヒネ日記

さてさて、大吉を引いたのは嬉しいのですが、大吉の確立はどのくらいなのか気になります。早速調べてみました。そもそも、御神籤の起源は今から約1千年前、比叡山・延暦寺の慈恵大師だそうです。そして、

大まかに分ければ 吉、小吉、大吉、中吉、半吉、未小吉、末吉、凶。、半凶、未小凶、小凶、末凶、大凶

などとあるそうですが、神社仏閣によって違います(因みに、お寺では御神籤とは言わず、お仏籤と言います)

 では、確立はいかがなものかと申しますと、浅草の「金龍山・浅草寺」によりますと、大吉・半吉・小吉・

未小吉・末吉・凶の7種類あり、それぞれ17%、35%、5%、4%、3%、30%だそうです。

細かいことながら、御神籤の印刷は山口県周南市の「女子道社」で全国の70%を占めているそうです。

しかも、あの「御神籤自動販売機(赤い箱型ポストのようなもの)は大正時代に実用新案登録しているそうです。先見の明がありますな。

 ところで、日本全国の神社の総元締めは「神社本庁」です。これは「伊勢神宮がおおもとになってます。

ここに所属していない神社仏閣もあります。 「鎌倉宮」「日光東照宮」「日光二荒神宮」「伏見稲荷」等等です。つまり、ここは税金がかかるんですかね?                                                 


 ところで、皆さんは初詣に行き「お賽銭」を投じましたか?

1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、千円札、5千年札、1万円冊、中には小切手なんて人もいます。神社仏閣によっては何百万、何千万円、何億・・?それも一時期に集まる。莫大な金額ですよね。

あれ、全部税金がかからないんですよ!丸儲け!毎年、この時期になるとお賽銭の集計があり、巫女さんなどが神妙な顔つきで札束を数えております小銭は自動選別機で仕分けしてますがね。そして、銀行が出張して持ち帰ります。ちゃんと通帳に記載されるんでしょうね。利子もつくんでしょうね。れっきとした経済活動ですが、所得税も消費税もかからない。羨ましいなあ~!

 その他に、様々な御札、お守り、破魔矢・・・などのグッズが各種売ってます。その売り上げは一応、物品販売ということになり税金はかかるそうです。


「お賽銭」の賽は「賽の河原」の賽ですよね。現世とあの世の間に流れている川の川岸が賽の川原ですから、そこを渡る時に払う船賃、乗船料ですかね?エコノミークラス、ファーストクラスなんてのがあるんですかね?待遇が違うんですかね?それとも、渡り切った後の待遇が違うんですかね?賄賂みたいなものなんですかね?

 そもそも「お賽銭」とは御利益を願うものではなく、ご利益や幸運に感謝するもんなんだそうです。本来は金銭ではなく、農作物(主にお米でかね)などを納めたもの。後に貨幣経済となり金銭に成ったんですね。


 それにしても、金銭を放り投げるというのはどうかと思いますがね。

小生は「お賽銭」は投げ入れないようにしています。(本当は金がないから、ケチなんですがね)