前回の記事で早速お気づきの方もいらっしゃいましたが
宿坊は北面大師様がおられる寺院です。

創建時は九度山の慈尊院内にありましたが、
後に高野山内に持ち上げられた、
お大師様のお母様ゆかりのお寺です。
これは特に希望したわけではなくて
たまたま宿坊協会さんで紹介された宿坊でした。

宿坊の朝は勤行から始まります。
本堂のストーブには火が入っていました。

お勤めは40分ほどでしょうか。
一人一人順番にお焼香をした後、
本堂の隣室でお厨子にお入りの北面大師様を
拝観させていただきました。

{90C6A76F-5620-4C0D-83C4-CB16A332A22E:01}



パンフなどではお大師様は横向きですが、
お厨子の中でははじめから斜めに安置されており、
お顔だけが正面を向いている状態でした。
厨子の扉を開くと、

ヤァ(・◇・)/ 

と目が合ってしまいます。
あ、もしかしたらお厨子の扉が北側にあるので
北であるこちらを向いているのかもしれません。

横顏は憂いを帯びている表情ですが、
正面を向いたお顔はなんとなく可愛いです。


北面大師様は普段は宿坊に宿泊しないと拝観できませんが、
高野山開創1200年の期間だけは
電話予約で拝観できるようです。



御朱印もいただきました。

{A93D9768-C989-4544-B72A-60D183D5885A:01}



二本松藩丹羽家の菩提寺なので、
寺紋は丹羽家の直違い紋(X)
左は新発田藩の溝口菱です。
二本松初代藩主は織田信長公の重臣、
丹羽長秀のお孫さんなんですね。
溝口家も丹羽長秀に仕えた家系です。




{97B0FD4D-B014-4280-AD8D-520D2B8F9B07:01}



ところで、この時期に高野山へ行かれた方は
寺院の門前に水の入った桶や盥と杉盛りが
置かれていたのを目にしていたと思います。


門前にあった水桶と杉盛り

{E4D265C1-5930-4403-B7CC-B1E5243FDE14:01}


宝亀院さんにもありましたよ。

{F5645FAA-A367-455B-AD1F-A746F46580B0:01}


光臺院さん。品がいいです。

{6978D3C2-7CFE-4860-8E70-EE3DE28F0185:01}


形はそれぞれの寺院で違いますが、これは山内や各寺院で
催しがあった場合に限られて置かれるものらしいです。
馬盥(ばたらい)とも呼ばれ、盥の前には
独特な形の杉盛りが置かれます。

開創1200年の期間は全山のイベントですので
あらゆる寺院の門前に置いてあり、
お祝いムードを盛り上げていました。

馬盥は昔からの慣わしで、馬に水を飲ませるためのもの
参拝者の清めの手洗いのため使用していたとも言われるそうです。


このような水の入った盥なのですが、
なぜか小銭がたくさん投げ込まれていました。



決してお賽銭箱には
見えないと思うんですが(´Д` )