前回の記事で早速お気づきの方もいらっしゃいましたが
宿坊は北面大師様がおられる寺院です。
創建時は九度山の慈尊院内にありましたが、
後に高野山内に持ち上げられた、
お大師様のお母様ゆかりのお寺です。
これは特に希望したわけではなくて
たまたま宿坊協会さんで紹介された宿坊でした。
宿坊の朝は勤行から始まります。
本堂のストーブには火が入っていました。
お勤めは40分ほどでしょうか。
一人一人順番にお焼香をした後、
本堂の隣室でお厨子にお入りの北面大師様を
拝観させていただきました。
パンフなどではお大師様は横向きですが、
お厨子の中でははじめから斜めに安置されており、
お顔だけが正面を向いている状態でした。
厨子の扉を開くと、
ヤァ(・◇・)/
と目が合ってしまいます。
あ、もしかしたらお厨子の扉が北側にあるので
北であるこちらを向いているのかもしれません。
横顏は憂いを帯びている表情ですが、
正面を向いたお顔はなんとなく可愛いです。
北面大師様は普段は宿坊に宿泊しないと拝観できませんが、
高野山開創1200年の期間だけは
電話予約で拝観できるようです。
御朱印もいただきました。
二本松藩丹羽家の菩提寺なので、
寺紋は丹羽家の直違い紋(X)
左は新発田藩の溝口菱です。
二本松初代藩主は織田信長公の重臣、
丹羽長秀のお孫さんなんですね。
溝口家も丹羽長秀に仕えた家系です。
ところで、この時期に高野山へ行かれた方は
寺院の門前に水の入った桶や盥と杉盛りが
置かれていたのを目にしていたと思います。
門前にあった水桶と杉盛り
光臺院さん。品がいいです。
形はそれぞれの寺院で違いますが、これは山内や各寺院で
催しがあった場合に限られて置かれるものらしいです。
馬盥(ばたらい)とも呼ばれ、盥の前には
独特な形の杉盛りが置かれます。
開創1200年の期間は全山のイベントですので
あらゆる寺院の門前に置いてあり、
お祝いムードを盛り上げていました。
馬盥は昔からの慣わしで、馬に水を飲ませるためのもの
参拝者の清めの手洗いのため使用していたとも言われるそうです。
このような水の入った盥なのですが、
なぜか小銭がたくさん投げ込まれていました。
決してお賽銭箱には
見えないと思うんですが(´Д` )





