湖東三山の二つ目、金剛輪寺に着きました。
まずは黒門をくぐり、
金剛輪寺も聖武天皇の祈祷寺として天平13年(731年)に
千体地蔵と呼ばれるお地蔵さん達が並ぶ
参道をずーっと歩いてゆきます。
二天門から本堂が見えます。
鎌倉時代建築の本堂は国宝です。
信長が百済寺城を焼き討ちしたとき、
金剛輪寺も同罪と火が放たれましたが
本堂の兵火は免れました。
信長に敵対する佐々木六角氏に兵糧などを強要されて
援護をしていたのでしょう。
行基菩薩により開山されたと伝わる古い歴史のあるお寺です。
秘仏ご本尊は聖観世音菩薩様。
行基が彫刀を進められると、木肌から一筋の血が流れ落ちた。
この時点で観音様に魂が宿ったとして行基菩薩は直ちに彫刀を折り、粗彫りのまま本尊として安置された。
後の世に、生身の観音さま、と信心されている。
と、パンフレットに書かれている通り、粗彫りの観音様を拝むことができます。
未完成とも言えるような彫りのあとが残るお像です。
もう少し近くで拝したかったですね。
芸術品として見たならばいいセンスかも…
と思いましたが…
こちらの秘仏も不思議な方でした。
他にも平安から鎌倉時代の仏像が11体!
鎧姿の大黒天様や、平安の十一面観音様など見応えは充分でした。
帰り道はまたお地蔵様ストリートを通りますが、
ここでおばあちゃん達が何やら箱から出しています。
はい、お地蔵様の前掛けです。
いつのまにか前掛けの取り替え作業をしていました。
思わずしゃがんで見ていたら、近くで作業をしていた
おばあちゃんが
こんにちは。
と、声をかけてくれました。
そのおばあちゃんの笑顔がとっても素敵なんです。
この前掛けは、お正月、GW、お盆と、
年に三回取り替えるんだそうです。
こんなにたくさんの前掛けを皆さんで作られるのですか?
と聞いたところ、
信者さんたちが作って送ってくれるんですよ。
ほぉ、そうなんですか。
ほぉ、そうなんですか。
たくさんの前掛けを見ながら、この前掛けを作った人たちは
どんな思いを込めてこれを作ったんだろう、と思いました。
小さなお地蔵様につけていただいて、
家族はもちろん、
みんなが健やかに過ごせるようにとの願いだったり
あるいは大切な人の供養だったり、
様々な思いがこもっているんだよね。
それを腰を屈めながら一つ一つのお地蔵様に
前掛けをつけていくおばあちゃま達。
ここでも仏様の心をみることができました。
色や柄が様々の新しい前掛けをつけてもらい、
お地蔵様も嬉しそうでしょ。
時間をロスしたお陰かもしれません。
しかし、今度バスに乗り遅れたら次は2時間後です。
金剛輪寺のバス停は黒門のすぐ前なので
場所を間違えることはないです。
が、バス停に着いとたんすぐにバスがやってきました。
ひゃぁ、あぶなかった(;^_^A
湖東三山の最後、西明寺へ向かいます。









