5月4日はGWの中で一番混雑していた日だったようです。
空いていた早朝の吉野から戻ったら、
近鉄奈良付近はバスも道も大混雑でした。

次は不空院へ行くつもりでバス停に行くと、
ぎゅうぎゅう詰めのバスが出たばかりで、
次のバスに乗っても大仏殿通過まで40分かかると言います。


バス停で職員さんかバイトかわかりませんが
案内をしているおにいさんが二人、立っています。


「興福寺までこのバスでいいですか?」

と聞いてきた老夫婦がいました。

お兄さん達は薄ら笑いをしながら軽そうな口調で


えー次のバス停っスよー?

バスが来ても乗れないっスよ。

歩いたほうが早いっスよー


誰が見てもバス会社で働いていると思われる人が、
老夫婦に対して思いやりがない、
社会人としてもどうかという言い方に

少々イラッときました。

渋滞はバス会社のせいではないけれど、


混雑しているので乗れないかもしれません。
ご迷惑をおかけします。


ぐらいの言い方はできないのですかね。


このバス停でバスを待つ気も失せてしまい、
不空院まで歩くのも嫌だなと思ったとき

ピコンと閃きました。

急遽バスの時刻を調べたら、あと7分でバスが来ます。

即決しました。

浄瑠璃寺へ行こう。
いまご開帳中の吉祥天様にお会いしに行こう。

浄瑠璃寺行きの道は混雑することなく
バスは時間通りに到着しました。

photo:01



九体阿弥陀様はしっかり野球の練習をしてるかしらd(^_^o)

photo:02



お堂の中はさすがにGWとあって拝観客がたくさん来ていました。
阿弥陀様達もこの日は、すまして座っておられました。

そうか、今日はお仕事中なのね。
邪魔しちゃいけないわね。



本堂の中程まで来ると開かれたお厨子の中に
吉祥天女様が立っていました。


扉が開くのを待ってたのよ。

窮屈なのよ、ここ。


やっと外の空気に触れることができたと、
白く美しいお顔は嬉しげに見えました。

photo:03



出口の近くにいらっしゃる、童子を従えた
不動明王様も忘れてはいけません。
パチパチと音を立てているような、
火焔後背が印象的です。

photo:06



極楽浄土も新緑におおわれています。

photo:04



photo:05



今回も猫ちゃん達に会えませんでしたしょぼん
人が多かったからかな?

次回はまたひっそりした時期に阿弥陀様たちと
お話ししに来ようと思いました。


ところで、浄瑠璃寺というと本堂や三重塔以外にも
秘仏があることを最近知りました。
山門から入って右側の灌頂堂という小さなお堂に
安置されている大日如来坐像です。

近年、後に施された漆箔を剥がして修理をし、
素晴らしいお姿の仏様が復元されました。
康慶の工房の作であろうと言われています。

photo:07



毎年、1月8日から10日までの3日間だけ
拝観料別途300円で公開されているようです。

お正月過ぎはお休みがとれませんが…
いつかお会いしたいと思っています。




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