長谷寺から興福寺に舞い戻り、
南円堂と北円堂のご特別公開に行きました。
なんとか間に合いました。待ち時間は0分でした。
まずは南円堂です。
西国三十三ヶ所の第九番札所です。
南円堂は、毎年10月17日の一日だけのご開扉ですが、
今年は南円堂創建1200年記念で、4月12日から6月2日まで
北円堂と同時に特別公開されています。
今回、JR東海のCMで興福寺が「阿修羅」像以外で
知名度UPしたようです。
奈良にこれを見に行く、と言うと
ああ、あれなの?知ってるよ!
と、会話が弾みました。
1分くらいですが(T▽T;)モウオシマイナノ…
南円堂の御本尊は不空羂索観音様。
運慶の父、康慶の作です。
初めてお会いしました。
圧倒されるような不空羂索観音様も素敵なんですが、
目が釘付けになってしまったのが不空羂索観音様の
周りに配置されている四天王様たちでした。
いま、この方たちは戦いの最前線にいるでしょう!
足元は、邪鬼を踏むのではなく岩座で、即、戦闘体制です。
いや、もう戦闘中なのかもしれない。
四天王界でも現役バリバリの精鋭だとお見受けしました。
近年になって、南円堂の四天王像は、元々は北円堂に
安置されていた像で運慶の作である、という説があるようです。
こんなに宝塔を高く掲げた多聞天は見たことがありません。
度肝を抜かれるようなリアリティさと躍動感。
私も運慶が大きく関与した作品であるということには
一票を投じたいと思います。
それに、あ、なんか見たことあるぞ。
私の家にある仏像の写真集なのですが
このアングルが見られる場所があるのです。
この場所はベストポジションでした。
南円堂は正面に破風がついているのでゴージャスですが
特別拝観の出入り口は裏側でした。
工事現場っぽい仕切りがちょっと残念な景観。
ここから見る三重塔が美しいです。
北円堂
南円堂ほど華やかではありませんが、バランスが良くて
とても好きなお堂です。
北円堂は昨年もお参りしています。
昨年の記事 → 「北円堂と奈良博」
無著と世親像はお元気そうでした。
この像を拝観しますと、運慶と快慶のタイプの違いを感じます。
運慶はやはり天才なのでしょうか。
快慶は生真面目で繊細という印象です。
人間のリアルさを追求した運慶。
あくまで「仏」を造ろうとした快慶。
そんな感じがします。
御朱印は翌日の夕方に興福寺に立ち寄り、
戴いてきました。
今日は世界文化遺産!
この日はまだまだ宿には帰れません。
19時まで開館している
奈良博物館まで荷物を持ちながら
とぼとぼと歩いて行きました。
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