興福寺北円堂のご開扉と奈良博というタイトルならば

もう仏像三昧でしょ( ̄▽ ̄)


まずは北円堂です。

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拝観開始時間の少し前に到着したので、並ぶこともなく一番乗りでした。

八角形のお堂の中には運慶作の弥勒如来様が中央に坐します。

両脇には法苑林・大妙相菩薩さま、

その後ろに、無著・世親像、

四隅には平安時代の四天王、と、

国宝・重文合わせて九体も安置されているのです。

北円堂は春と秋に特別公開されています。

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弥勒如来様は美しく、キリリとしたお顔がステキ。
輪を作る右手の指の表現がなんとも豊かです。

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そして後ろに立つ、無著と世親。

190㎝を越す堂々とした体躯のお二人はインドの僧で兄弟です。

インドの方には日本は寒いのでしょうか、ずっしりとした重量感のある衣を着ています。

弟の世親は玉眼のせいか目を潤ませ何か訴えるような表情であり、

それを兄の無著が諭しているようにも見えます。

世親像の後ろに回って驚きました。

なんとも逞しい背中です。

その背中は呼吸をするために、わずかに動いているかのようです。


北円堂 世親が背中で 息をする


あれ、季語がない(T_T)


運慶はこういう写実的な彫刻は本当にうまいですし、得意でもあったのではないかと思います。

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平安時代の四天王像も小さめですが、動きもダイナミックでお顔はちよっとユーモラスです。
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こんな顔のおサカナがいる?


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さて、お時間もよろしくなりましたので、北円堂を出て奈良博物館の解脱上人貞慶展に行きました。

楽しみにしていたのが現光寺の十一面観音座像でした。

いくつかの仏像を見ているうちに、いつのまにか、この十一面観音様の前に来ていました。


……えっ、この方が現光寺の?


写真で見た時は、ステキな観音様だなぁと思っていましたが…

どうしてだかわかりません。

オーラのようなものが感じられないのです。


ああ、きっと一人旅で博物館に出てこられて寂しいのかな?

旅にも慣れた頃に金沢文庫で再びお会いしましょう。


さて、奈良博物館でのフィニッシュは、なら仏像館です!

国宝、重文級の仏様がいっぱい( ̄▽ ̄)

なら仏像館は今年の三月、二月堂のお松明までの時間つぶしに入ったところ

びっくらたまげたお方がいらっしゃったのです。

大阪・金剛寺の降三世明王座像でした。

思わず、スっゴーい!と叫んでしまいました。

またこの方にお会いしたくてやって来ました。

今回は、

カッコいーー!!♪─O(≧∇≦)O─♪

と叫ばせていただきました。


金剛寺の修理に伴い、先に降三世明王様の修理が終わったとのことで展示をしているようです。
この大きさで、大日如来、不動明王とで三体揃えば、さぞ迫力があることでしょう。


他にも室生寺の十二神将の中から、頬杖をついた未神や辰神、
2メートルを越す長身の秋篠寺梵天立像など、有名な方たちも多数いらっしゃってます。


北円堂と奈良博物館でお腹がいっぱいになったところで奈良を離れて京都へ向かいます。

奈良では日差しが暑いくらいの良い天気でしたが
京都に近づくにつれ、厚い雲がかかってきました。

これから山へ行くのに…


でも天狗は味方してくれたようです。

次回は鞍馬山へ。。





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