京都で合流した友人と昼食を食べながら
「ねえ、これからどこへ行く?」
「え、Oちゃんの行くところならどこでもいいよ」
彼女は予定を組む、下調べするなどは一切しません。
そのかわり文句もいいません。
しかし、目的地の最寄駅で電車やバスを降りたとたんに
彼女の出番がやってくるのです。
私が「あっち」と方向を指差しますと、
彼女は先頭を切って「あっち」に歩き出します。
そして案内看板を見つけると
「ほらほら、あったわよ、あったわよ、ここよ」
と、得意げに言います。
どちらが連れてきてもらってるのかわかりません。
でも私はよく道に迷うので、ありがたく彼女の道案内に従っています。
そんなB型の友人と、どうでもいいO型の二人旅がまた始まりました。
実は彼女は親類に不幸があり、前日に山形から帰ったばかりでした。
「疲れてるでしょう?人ごみじゃないところがいいよね」
と、思いついたのが法界寺です。
地下鉄東西線の「石田」駅から徒歩20分、またはパスが門前で止まります。
国宝の阿弥陀堂が見える。
阿弥陀堂の右側には、薬師堂がありますが、本尊の薬師如来様は秘仏で
拝顔することはできません。
法界寺は日野家の氏寺で、日野の一族である親鸞は法界寺で生まれたと
伝えられています。
平安後期に阿弥陀信仰が高まり、阿弥陀堂が建てられ、現在残っている丈六の阿弥陀如来像も国宝です。
拝観をお願いすると、ご住職が懐中電灯を持ち暗い堂内を照らしながら
説明をして下さいます。
国宝の阿弥陀様は、平等院鳳凰堂の阿弥陀如来に似た定朝様で、
平等院の仏様よりも、ぷっくらとしたお顔でとてもかわいいのです。
飛天の光背に、飛天の壁画、阿弥陀様を囲む柱には、剥落していますが
金剛界曼荼羅が描かれています。
きっとこの阿弥陀さまの他にも仏さまがいらしたんでしょう。
平等院とは違った閉鎖された空間ですが、昔の貴族達は
その違った煌びやかな極楽浄土を体感していたのだと想像しました。
法界寺を出てから
「一度、宿に帰ってさ、スイーツでも食べに行こっか」
「うんうん!」
9月中ばの暑さに辟易していた相棒の目が輝き出しました。
結局、宿泊先の五条通りから六波羅密寺などに立ち寄りながら
祇園で抹茶パフェをいただき、一日が終わりました。。
あ、なんだか今日は終わり方がおなごっぽいですね。
うんうん、その調子よ!
さて、この日に宿泊したホテルをちょっとだけ紹介します。
宣伝ではないのでホテル名は上の写真の通りです。
このホテルの部屋には、こんなキッチンがついています。
IHのコンロや電子レンジ、トースター、フライパン、鍋、食器など、
調理に必要なものは一通り揃っています。
えっ京都まで旅行にきて食事なんか作りたくない?
まあ、そうですよね。
私達はほとんど使用しませんでしたが、電子レンジは
コンビニで買ったものなどを温め直すのには重宝しました(^_^;)
一人ならビジネスホテルのシングルが安いですが
このホテルは、二人で連泊すると、かなりお得な値段のプランがあります。
この時は、そのシングルより安いプランがあったので利用してみました。
夕食は、ホテルの近くのお蕎麦屋さんです。
ビールのあとは、出し巻き玉子をツマミに蕎麦焼酎のそば湯割り。
久しぶりの贅沢です。
ぷはー、生きかえったなぁ。うめーなー。
お通しは蕎麦をカリッと揚げたもの
…やっぱりオヤジっぽかったです(T_T)



