東博の「空海と密教美術」への来館は三度目となりました。
この日の目的は、醍醐寺の座主の講演会、
「心の中に息づく祈り-弘法大師空海」
を聴講することでした。
おまけということで、この講演をちょっとだけかいつまんでみます。
醍醐寺の開創
始めは、醍醐寺の開創の理源大師と、後の観賢僧正の話です。
戦国時代に豊臣秀吉に庇護を受け、徳川時代になってからは
3000人の山伏によって支えられてきた。
大師信仰
入定留身:大師いまだにおわします
済生利民:衆生済度してやまじ
今でも、高野山では6時と10時に大師様の食事をお地蔵様に供えてから
お出しするそうです。お地蔵様はお毒見役です。
密教とは?
秘密の宗教と思われがちですが、
物事を綿密に解き明かすこと。
密教の祈り
五大の上の六大を置く
五大は、地・水・火・風・空
五色は、黄・白・赤・黒・青
六大は、識 とのことです。
うーん、よくわからないですね( ̄_ ̄ i)
ここで「印」の話です。
仏像もさまざまな「印」を結んでいますが、印を結ぶ指に意味があって
親指…空
ひとさし指…風
中指…火
薬指…水
小指…地
の意味だそうです。
炎を前にした僧侶が、ひとさし指と中指を重ねて空を切っている
のを見ることがありますが、これは、火と風です。
ほー、なんとなくわかってきました( ̄ー ̄;
その仏さまに合った「印」を結び、仏様をお迎えするとのことです。
四度加行
十八道(如意輪観音)
金剛界(三十七尊)
胎蔵界(四〇九尊)
護摩(不動明王)
真言宗の僧侶は、必ず1対1で師僧につかなくてはならず、
四度加行は、は必ず行わなくてはいけない行です。
この行については詳しく説明はありませんでしたので、
興味のある方は、ネットで検索してみて下さい。
僧侶になるには大変なんだなあと、改めて思いました。
そして、「空海展」もこれで最後だと思うので、各々の仏さまにお別れの
ご挨拶をしてきました。
先の講演会でもお話がありましたが、醍醐寺の薬師如来さまは
箔薬師と呼ばれていて、病んだ部分に部分に薬師様の箔を
張って祈っていたそうです。
薬師様の胸のあたりには、その痕が見られるそうです。
まあ、今は全体的に箔は落ちてしまっていますが…
またね、組長![]()
そして…
懸案事項だった、獅子窟寺の薬師如来さまの前に恐る恐る立ちました。
この仏さまは調べてみると、両腕は後補のようですね。
もともとは、手はもう少し下の位置にあったのではないでしょうか。
でも、獅子窟寺の薬師さまは、こんな目をして笑って下さいましたよ。
三度も良く来たなー
よかった、よかった![]()
ということで、熱い展覧会もおわったぜ。
暑い夏も、あと少しだぜ。
季節の変わり目ですので、体調を崩さないようお気をつけ下さいませ。
