こんにちは。
いつもありがとうございます。
もう何度目でしょうか、この話題は。。。
航空会社に長年いるとわかるんですが、この件はいろんな意味で「JALらしい」んですよね。。。
国土交通省からどんな指導が出るのか。。。
アルコールチェックといえば、私も「アルコールを検知」というと誤解がありますが、「ゼロ以外の数字が表示されたこと」があります。
もちろん飲酒制限も守っていますし、やましいことは一つもありません。なんならお酒は全く飲みませんので、アルコールチェックに関しては何も心配することがないはずです。
でも、事前に確認する手順にてアルコールが「検知」されたんです。なんででしょうか?
よくあるのは、味噌汁や菓子パンを食べた直後に検査をしたとき。
あとは、アルコールチェッカーの周囲や手に「アルコール成分を含むもの」があるとき。
除菌ウェットティッシュや汗拭きシートにはアルコールが含まれているものがあって、それらを使用した直後やアルコールチェッカーが同じバッグ内に入っていたような場合も「検知」されることがあります。
私もこれが原因で、事前確認時に「ゼロ以外の数値」が表示されたことがあります。
身に覚えがないのに「お前が犯人だろ!」と言われているかのような気持ちになる、本当にドキッとする瞬間です。
それ以来、アルコールチェック前のうがいやバッグ内のアルコール成分を含むものの除去など、より気をつけるようになりましたが、今でもやはりアルコールチェックとなると身構えてしまいます。
パトカーが横を通ると、何もしていないのに緊張してしまうような感じでしょうか。
機械で測定する以上、その特性を理解して「誤検知させない」ように運用すべきなんですが、考えが甘かったと反省しています。
特に航空業界では、このブログにて定期的に取り上げるように「飲酒問題」が長年の課題です。
「飲酒は全くしません」という宣言のみでは信用されず、「全員必ずアルコールチェックをしてゼロを確認する」手順をとらなければ乗務開始、および終了が認められない現代、アルコールチェッカーに「当然の結果」を表示させるためには気をつけるべきことがたくさんありますね。
ということで、撲滅にはまだ時間がかかりそうな「飲酒問題」に絡めて、私の失敗談をお話しました。
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